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不良債権?50代社員の理想的な処遇

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50代の会社員は、一般社員か管理職に分けられる

50代の会社員は、一般社員と管理職の2つに分けられます。50代で一般社員の会社員は、役職とすると係長とか主任でしょう。この人たちは、自分で仕事をするスタンスを決めていて、生活と仕事のバランスをとっています。このバランスを保ちながら定年まで過ごすので、それなりに仕事を遂行します。ですから、会社はこのような人を問題としませんし、逆に戦力としてのコストパフォーマンスは大いに高いと考えます。

大手の会社では「昇進試験」と称して、「一般社員のままでいくか管理職でいくか」の覚悟を確認します。その覚悟がないのに、周りの目を気にして出世コースを歩もうとすると、つらい会社人生が待ち受けるでしょう。昇進試験とは、自分の覚悟を確認するための通過的な儀式だと思えば、楽になるのではないでしょうか。

問題視されるのは、課長や部長としての役割を果たせていない人

そして次に、管理職です。管理職でも2種類の人たちがいます。1つは、管理職として意欲を持って仕事に取り組み、上昇志向の高い人たちです。この人たちには、会社からは期待をかけられ、経営のコアメンバーとして活躍します。問題は、2つ目の「間違って管理職になってしまった人たち」です。課長や部長としての役割を果たせていない人たち、あるいは、「自分は管理職としてなかなかいけている」と勘違いしている人たちです。

会社や周りの人からは、そのような人たちはお荷物と判断され「どうしたものか」と問題視されるようになります。会社の規模が大きくならず、ポジションも増える可能性のない場合はさらにそうです。有能な若手に、早くそのポジションを与えたいと考えるでしょう。

立場で仕事をすると、役割と責任が置き去りにされる

人は、いったん高い立場を与えられたら、それを手放したくないでしょうし、その立場を追われた後のこと、特に周りの目を気にするでしょう。そのことは、経営者も十分認識しているので、処遇に頭を抱えてしまいます。それは、立場と役割を勘違いしていたのが原因です。立場で仕事ができると考えた結果でしょう。つまり、大切な役割と責任があることを置き去りにされた結果です。

それなら、立場をなくしてしまったら良いのではないでしょうか。つまり、役職名をすべて廃止することです。部長も課長も係長も無くしてしまいます。そうすると、立場ではなく役割で考えて仕事をする文化に変化します。企業文化を改めるわけです。

新たな文化を創出するには、今までの価値観のままでは全く変わりません。今までの価値観をすべて捨てること、感情と思考の解放をすることです。そうすると、組織自体を根本的に考え直す必要に迫られます。それが組織の活性化につながるのです。50代社員の処遇を理想的な形にしようとするなら、今がその時ではないでしょうか。

カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ :
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