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ありのままで

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今頃ですが「アナと雪の女王」を観ながら感じたことを雑文で少し。

松たか子さんやMAYJさんの歌声はもちろんのこと、神田沙也加さんも「ありのままで」歌うとこんなにすごいのか〜!と日本語吹き替え版の感想もありますが、「ありのままで」の向き合い方を考えさせられる素敵な映画でした。

巷の小学生はこの映画を見て、「そうか、私もありのままでいいんだね・・・」と漏らしているそうで、どんだけ〜!そんな年から何かを演じて生きているんだ・・・と思ったりするわけですが、確かに自分自身を振り返ってみても、今の時代、自分を盛らなきゃやっていけない、ありのままの自分を隠して、もしくはポジティブにちょっと背伸びした自分を目指して上滑りしていた頃を思い出します。(いや、いまでも盛りに盛った人生ですが)

小学生の頃、「ありのままの」自分(お寺を出て行きたい)を出したくて、お寺の屋根の上に隠れて生活していた時期もありました。さすがに今では、何かを隠しながらとか、自分を押さえつけながら生きているような感覚は少なくなってきましたが、山に登ったりして一人夢中になれる時間が恋しくなるは、「ありのままの」自分が出せるからなのかもしれません。

劇中のエルサもそうですが、「ありのままの」自分を出そうと思ったら一人旅に出たり、どこかに篭もるに限りますね。今の時代、なによりも価値が有るのは圏外になれる場所かもしれません。

そのような自己完結型の「ありのまま」は、日常生活において受け入れられない場面もあってしんどくなる場合もありますが、あまり自分を押さえつけずに「ありのままの」自分を出していくこと(決意・行動・反省)も大切なことでしょう。

でも、他人の「ありのまま」はどうでしょう。映画では最後、皆が「ありのまま」のエルサを受け入れますが、同じように自分以外の「ありのまま」を素直に受け入れられますか。

ベタな展開であれですが、仏教の世界観、諸行無常を生きる私たちにとって「ありのまま」は決して楽しいコトばかりではありません。自分の「ありのまま」さえおぼつかないのに、家族や大切な人の死、その手前の闘病生活や介護などはやはり目を背けたくなる、できれば隠してしまいたい「ありのまま」ではないでしょうか。

「ありのままで」生きるにはやはり愛が必要でしょうね。

そうそう、ちょっぴりさみしいニュース(受け入れたくない!?)ですが、全身がんの樹木希林さん。今は投薬も治療も受けていないそうです。

「全身がん」 樹木希林さん、投薬も治療も受けないこと明かす
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00270763.html

○連載:ITビジネスマンの寺業計画書

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松島靖朗:彼岸寺

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