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『ラストミッション』はケビン・コスナー版「96時間」 L・ニーソンと最強親父比較

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最近復活した感のあるケビン・コスナー主演のエンターテイメント大作『ラストミッション』。脚本のリュック・ベッソンが設立した<ヨーロッパコープ>が製作、マックG(『チャーリーズ・エンジェル』シリーズほか)が監督を務めた本作は、<ヨーロッパコープ>印の、手に汗握る展開が満載だ。

物語冒頭、ホテルの一室に死体の山を築いているシーンからして、優秀なエージェントということが分かるイーサン(コスナー)。中盤、無防備な彼にいきなりショッガンをぶっ放してくるゴツい刺客との”スーパーの惣菜コーナーで取っ組み合い”などハラハラさせるシーンもあるが、当然ながらその他のチンピラ勢は瞬殺。いわゆる「怒らせた相手が殺人マシーンだった」系のカタルシスが存分に味わえる。

さらに、さすがのスピード感を体感できる”ベッソン印”のカーチェイス(安定のアウディ&プジョー!)はもちろん、スタイリッシュな格闘や銃撃戦、敵内の重要参考人を拉致る際に見せる頭脳派テクニック・・・など、見所は盛りだくさん。そこにアンバー・ハード演じる謎のセクシーエージェント、ヴィヴィが絡んでくるのだが、厄介な仕事が増える一方のイーサンは終始「やれやれ…」というテンションのまま、サクッと一般人を撃ったりするから最高だ。

さて、CIA絡みの主人公、ケタはずれの殺人スキル、弱点は年頃の娘…とくれば、リーアム・ニーソンが”最強の親父”(元CIA)を演じた、同じく<ヨーロッパコープ>製作によるあの名作サスペンス・アクション『96時間』を連想するだろう。実際、本作は”ケビン・コスナー版『96時間』”と言っても過言ではない設定が散りばめられている。

『96時間』のリーアム・ニーソンと『ラストミッション』のケビン・コスナー、その最大の違いは表情の深刻さ…ではなく、彼らの置かれた状況だ。娘を救うため単身パリに向かう元CIAのニーソンは、アルバニア系の人身売買組織という物騒すぎる敵をジワジワと追い詰める。もちろん武器も最小限だし協力を得るにもいちいち金や暴力が発生するしで、非常にしんどい戦いを強いられる。

一方、コスナーは(一応)正規の任務なので銃にサイレンサーを装着するし、高額なギャラは出るし、サポートしてくれる同僚もいる。しかし、病気で余命3ヶ月を宣告されている彼はここ一番というときにクラクラと眩暈がしてぶっ倒れるわ、人殺し中に思春期の娘から度々電話がかかってきたりするわで、任務に支障をきたしまくりである。

そんな彼らの親バカ以外の共通点といえば、やはりCIA仕込みの尋問テクニックや格闘術。例えば、尋問相手の嫁を躊躇なく撃つニーソンや、娘にイタズラしようとしている不良少年たちを枝葉を払うようにフルボッコにするコスナーには、「あ、やっぱりこいつら殺人マシーンだわ…」と、思わず姿勢が良くなってしまう”スゴ味”を感じるはずだ。

『ラストミッション』は6月21日(土)より、新宿バルト9ほかロードショー

(C)2013 3DTK INC.

【参照リンク】
・『ラストミッション』公式サイト
http://lastmission.jp/ 

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