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小池一夫の「表現規制の話」に納得

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劇画原作者の小池一夫氏が6月14日にツイッターに投稿した「表現規制」に関する意見が、ネット上で大きく拡散している。

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凶悪な殺人事件や性犯罪が発生した際、たびたび報じられるのが容疑者の“趣味”だ。もし容疑者が、特定のジャンルのマンガやゲーム、映画などを好んでいたとなると、それらの悪影響があったのではないかという話になり、表現を規制すべきだとの議論が持ち上がることもしばしばだ。

そういう意味では、小池氏が手がけた作品は、いわば規制の対象となりうるわけだが、氏はツイッターで「表現規制」について、以下のような持論を展開した。

「表現は必ず人に影響を与える。影響を与えない表現など表現とは言えない。ならば、その表現に影響を受け犯罪を犯す者がいるから規制せよというのは馬鹿げた話である。子供を虐待する親がいるから、出産を規制せよというぐらいの、短絡的で、幼稚な論理である。表現規制は、思考停止せよという事。」

あらゆる表現は人に影響を与えるものであり、「影響を与えるから」という理由で規制するのは、あまりにもナンセンスだと説いたのだ。

このツイートは約3日間で3700回以上リツイートされ、お気に入り登録数も2100件を超えるなど、大きく拡散。ツイッターユーザーからは、

「ぐうの音も出ない正論です
表現規制は逆に多くの犠牲を伴うものだと思います」
「素晴らしい!規制からは何も生まれません。『臭い物には蓋』ではなく『臭い物をどう処理するか』の方向で世の中進んで欲しい。」

などと、まさに正論だと賛同する意見が寄せられている。また、一方では、

「う~ん?まず影響を与えないのは表現とは言えないってのが。。別に影響与えるために表現するだけじゃない気がする」
「あと、自分の気に入らない表現が世に存在するのは許さないという考え方のヤツらも非常に幼稚」

との意見もあり、表現規制に対する議論に一石を投じることとなった。

ちなみに小池氏は「表現規制」ついてだけでなく、ほぼ毎日、いろいろな事柄についての自分の考えをツイートしている。たとえば、

「僕が一番嫌いな事は幼児虐待だ。まだ親を恨む事も知らないうちに、その親に餓死させられる。涙が出る。そういう親に限って自分は肥えている事に一層腹がたつ。しかし、僕はその鬼のような親にも涙する。なりたくて鬼になったのではなかろうに。非難を承知で言うけれど、その人間の弱さに涙する」
「物語を作る時、ハッタリをかますなら、デカくかませ。そして、そのデカいハッタリを支えるのは、細かい真実味のあるディティールなのだ」

など、社会問題や作品に関することなど、その守備範囲はかなり広く、“さすが、劇画界の大物”といいたくなるような含蓄のあるつぶやきばかり。人生の参考にチェックしてみるのも、面白そうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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