ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ハリウッド・セレブも夢中!? 鑑賞する側にフォーカスした『CREA』アート特集がスノッブ [オタ女]

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫

文藝春秋のライフスタイル誌『CREA』2014年7月号は「人生にアートを!」と題して、草間彌生さんをはじめとする現代アートを中心にした特集を展開。ここで注目されるのは、サブタイトルに「知る、観る、そして買う!」とあるように、鑑賞・消費する側にスポットを当てていることでしょう。

美術館やギャラリーに観に行くということならばまだしも、自宅に作品を飾るというのはイメージがつきにくいという人が多そうですが、今回の特集では「アートのある部屋」というグラビアで、美術家の横尾忠則さんや作家の原田マハさん、小説家の平野啓一郎さん、編集者の山田五郎さんのコレクションと部屋を公開。それだけでなく、30代を中心とした一般の人のものも載せており、「作品を買うのは意外と身近」という印象を読者に喚起したいという意図が透けて見えます。
また、光や温度に影響される絵画などの作品の扱い方を紹介しているページも。日光だけでなく照明も直接当てない、飾ったままにせず黄袋に入れて保管して休ませるといった基本を教えてくれます。
さらに、最近の高額落札された作品のエピソードや、アーティストだけでなくマーケットやコレクターに左右される価格の決まり方、アートマニアなハリウッド・セレブの事情についても。なんでも、バンクシー派とダミアン・ハースト派とフリーダ・カート派が「セレブ界3大アート派閥」としていますが、サルマ・ハエックやマドンナがフリーダ好きというのは今更感が否めないところ…。

現在開催中の展覧会やギャラリーのガイドもあり、アート初心者にとっても勉強になるところが多い今号の『CREA』。ただ、現代アートと巨匠の名作がほとんどでスノッブすぎるのでは、という疑問も…。このような企画を雑誌が組むあたり、大型展が目白押しで経済的にも注目されている証左でもありますが、身近にある街の画廊やギャラリーにも目を向けて、さまざまな作品に触れる目を養いたいところなのではないでしょうか。

CREA WEB|クレア ウェブ
http://crea.bunshun.jp/

カテゴリー : エンタメ タグ :
ふじいりょうの記事一覧をみる ▶

記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP