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高齢者間のいじめ実例 挨拶しても無視、孫を罵倒、色魔扱い

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 学校でのいじめだけでなく、ママ友間でも「ママ・カースト」と呼ばれる見えないヒエラルキーによって、グループ内でのいじめの対象となる人がいる。最近では高齢化社会が進んだことで、高齢者同士のコミュニティの中でもいじめが行なわれるケースがあるという。

 都内在住のカツエさん(82歳)は「おばあちゃんいじめ」の実情を次のように話す。

「区の老人会館で知り合った60代後半から80代まで、おばあちゃん友達でよく一緒に旅行に出かけたり、カラオケをしたり、日本舞踊や輪投げ大会をしたりして過ごしています。ある時、お友達のAさん(67歳)に『歌舞伎のチケットが3枚だけあるから一緒に行かないか』と誘われて、3人で歌舞伎に行ったのです。それがきっかけで、グループ内での“いじめ”が始まりました」(カツエさん)

 その集まりに誘われなかったBさん(68歳)は、仲間はずれにされたと怒りを露わにし、グループの中心メンバーであるAさんではなく最高齢でおとなしい性格のカツエさんに怒りの矛先を向けたのだという。

「そこからは、挨拶をしても無視。私の目の前で、私以外の皆さんをお茶に誘ったり、私に聞こえるように娘や孫、さらに資産状況のことまで悪口を言うようになりました。ある日、私の孫が高齢者会館にお手伝いに来たとき、『ここは若い人間が来るところじゃないんだよ! 出て行きなさい!』と他の皆さんの前で怒鳴ったんです。

 区が運営している場所で、小学生も出入りすることがあるのに、私の孫にだけ罵倒したことが信じられませんでした。皆さんBさんに怯えているので、だれも歯向かえないのです。楽しかったはずの地域参加が辛くなり、家に籠るようになってしまいました」(カツエさん)

 彼女だけではない。サチエさん(70歳)も、高齢者会館でいじめを経験した1人だ。

「5年前、65歳になったことをきっかけに高齢者会館の集まりに参加するようになったんです。趣味で麻雀を覚えようと思い参加したのですが、参加者のほとんどが70代後半から80代の私よりも高齢の方でした。ですので、新参者の私が一番若かったのです。

『若い女性が来るとハリが出るねぇ』と男性陣が喜んで私に麻雀を教えて下さって、参加するたびにお芝居のチケットや、お花などをプレゼントしてくださるようになりました」(サチエさん)

 しかし、新参者のサチエさんを快く思っていたのは、男性陣だけだったようだ。

「それまで男性陣にチヤホヤされていた女性Cさん(70歳)が、私が参加したことで男性にかまってもらえなくなったと思い込み、女性陣に口裏を合わせて私を攻撃しはじめたんですね。はじめは皆さんから無視されていただけでしたが、次第に『いい年して、男性に色気を振りまいているはしたない女だ』というような悪口を言われました。

 私には夫も子どもも居ますので、そんな“おじいちゃん”たちに色気を使うなんてありえません。ただ趣味の一つとして麻雀を覚えたかっただけなのに、いじめがストレスになって参加しなくなりました。5年経った今も、もうコリゴリですので参加しておりません」(サチエさん)

 いじめが問題となるのは、何も学校だけではない。高齢になっても、そうした問題は避けては通れないようだ。



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