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意外とお手頃! 別荘地に住むメリット・デメリットは?

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都会生活者の多くが憧れを抱く田舎暮らし。移住を実践するにあたって、まずは別荘地に住んでみるのはどうだろうか?

筆者も田舎暮らしに憧れを抱く者の一人として、住まいづくりの可能性をさまざまな角度から検討していきたいと考えている。そこで、別荘地に住むメリット・デメリットについて、8年前に山梨県内の別荘地に移住したフリーデザイナーのTさんに話を聞いた。

「どんな田舎暮らしをしたいかによってメリットの感じ方はさまざまですが、ある程度整備された土地で静かに暮らしたいのであれば、別荘地内の物件はオススメですよ。今は買い手市場なので、500万円程度からでも物件が売っていますし、新築であれば、2500万円も出せば100坪の土地に一戸建てが建ちます。物件購入のコストが安いのは大きなメリットですね」

以前は、特権階級のぜいたく品という印象もあった別荘地内の物件だが、今は随分と手頃な価格に収まっているようだ。あえて安価な中古物件を購入して、リフォームするという住まいづくりもいいかもしれない。

「ただ、資産価値は期待しない方がいいですよ。下がることはあっても、上がることはないと思います。管理費の支払いもずっと続きます……。また、高原など標高の高いところに住んだら、冬はヒーターやストーブもフル回転ですし、光熱費も都会よりかかります。水道管が凍結して使えなくなることもありますよ。雪の量もハンパじゃないですし、長く住むことを考えるなら、厳しい自然環境をどこまで受け入れられるかということもよく考えた方がいいと思います。もちろん、高原の夏は最高ですけど!」

定住物件として家を建てるなら、四季を通じて足を運び、環境を知ることが必要になりそうだ。実際、定住している人はどのくらいいるのだろう?

「私が住んでいる別荘地では、全体の1割くらいでしょうか。基本的にレジャーシーズン以外は閑散としていて、誰も来なくなった別荘は放置されて廃墟になっています。近所付き合いを求めていない人も多いですね。あとこれも大切なことですが、山間部の別荘地は大抵交通の便が良くありません。車がないと基本的に生活できないので、家族で移住するなら、夫婦ともに車を運転できるようになっているといいと思います。また、老後もそこで暮らしていくというのであれば、介護が必要になったときのことも考えておきたいですね」

メリット、デメリットはその人の考え方次第のところもある。家庭のある方は子育てや仕事などさまざまなことを考慮する必要はありそうだが、一つの選択肢として、別荘暮らしも検討しみてはいかがだろうか? もしかしたら、文豪や芸術家のような暮らしが、現実のものになってしまうかもしれないのだから……。

(根岸達朗+ノオト)

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