最終面接の最中なのに… ケータイに何度も出る社長っておかしくない?
選考過程で会った採用担当者や社員の感じがよかったので、会社に好印象を持っていました。しかし最終面接となる社長面接で、それまでの会社イメージを覆すショックな出来事があったのだそうです。
回答者「社長がEXILEのHIROさんでも腹立つの?」
緊張して挑んだ社長面接。その面接の最中、掛かってきた携帯電話の呼び出しに、社長が応じる場面が3~4回あったそうです。さらに緊張してうまく話せない質問者さんに向かって、
「こんなところで緊張している君は、営業に向いているとは思えない」
とまで言ってきました。しかし内定がかかった社長面接で、緊張するなという方がムリというもの。人を見下したような社長の態度とあわせて、大きなショックを受けました。
面接後、このことを父親に話したところ、「学生が真剣に面接を受けているのに、会社のトップが面接中に携帯の電源も切らずに電話に出るとは、なんて失礼な奴や!!」と激怒していたそうです。
「普通、面接中に電話に出るっていうことがあるのでしょうか?」
この質問には、回答者のcrl11410さんから、やはり面接の最中に電話に出るなんて失礼という意見がありました。
「面接は、自分の会社の将来を担う人物を選ぶ非常に大切な場。賢明な社長なら誰よりも真剣に集中するんじゃないでしょうか」
その一方で、「社長が仕事の電話を優先するのは当然」という意見も数多く寄せられています。回答者のnetcafe_109さんは、その社長がもしもEXILEのHIROさんだったとしたら、同じような感想を持つのだろうかと迫ります。
「質問者様がEXILEグループ加入希望のダンサーだったとして、念願のHIROさんと面接したとき、HIROさんの携帯が鳴ってHIROさんが話し出したら、質問者様はHIROさんに対して、『なんでこいつ、オレと会うときに携帯の電源を切らないんだ』と思うのですか?」
社長と怒鳴り合って「採用」になった人もいる
確かにHIROさんとの面接だったら、よっぽどのことがない限り、「なんだ、あの人を見下した態度は!」とは思わないでしょう。むしろ、「目の前でHIROさんのビジネスシーンを目撃できるなんて、ラッキー!」と感激してしまいそうです。
面接の最中でも、仕事の電話に出る社長。見方を変えれば、仕事熱心で頼もしい存在とも言えますね――。いやいや、そう思うのはEXILEファンの思い込みじゃないですか? それにHIROさんなら、そういう失礼なことをしそうにないと思うのは、私の思い込みでしょうか。
大学のキャリアセンターで働いているnaoosanaiさんは、社長の言動を「デリカシーなさすぎ」と批判しつつ、「それでもその会社に行きたいと思うのなら、その出来事を受け入れた上で、自分の思いをアピールしましょう」と助言します。
「人にはそれぞれ立場と役割、そして事情があります。理不尽なことがあっても、それでもこの会社で働きたいと思うのなら、その現実を受け入れましょう」
ただし、ひたすら我慢する必要もないとか。「社長と最終面接で怒鳴り合って喧嘩をして、内定を得た」という学生の例もあるようです。
モヤモヤした気持ちになったら、その場で自分の考えを伝えて相手との理解を図る。そんなスキルが身に付けば、面接だけでなく、将来営業として働く時にも役に立つのかもしれません。(ライター:Makiko.N)
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