体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

バロック、全国ツアーファイナル追加公演決定

エンタメ

バロック、全国ツアーファイナル追加公演決定
BAROQUEが、8月3日・新宿ReNYにて東京公演を開催することを急遽発表した。

これは、6月5日、埼玉・HEAVEN’S ROCKさいたま新都心 VJ-3を皮切りに現在開催中の全国ツアー<de novo>の追加公演として発表されたものだ。追加公演として今回新たに発表したこのライブが、<de novo>ツアーを締めくくるファイナル公演となることも明らかとなった。

「なんか、俺ら新人バンドみたいだね(笑)。すごい緊張感」(圭・G)
「今回サポートメンバーも新しくなって、新曲もあるし、映像使ったりしてるからね。すごい緊張感だけど、めちゃくちゃ楽しいよ! 今回のツアーはいまやってることを育てていくツアーになると思うので、最後までどうかよろしくお願いします」(怜・Vo)

新体制になったBAROQUE。この“de novo”ツアーから、久々に彼らの絶妙なセンスのよさがヤバいぐらいにキレまくっている。見た目もライブも、ツアー初日に初公開された新曲2曲(未発売)も、なにもかもがこれまでのイメージを覆すような実験的な展開に目と耳を奪われ、驚きが止まらない。目の前のステージでは、アートとポップがギリギリのところでせめぎあっていて、同じ曲をやっていても、まるで“別バンド”を見ているような空間が広がっていた。「これがBAROQUE?」「俺たちがいま表現したいBAROQUEはこれなんだけど、みんなはどう感じるかな?」。初日、ステージとフロアの間にはそんな独特な空気感がうずめいていた。

ツアーメンバーとしてはもうおなじみの辺見“Emiri”直義(Manipulator)を下手サイドに配置し、本ツアーから新加入したかどしゅんたろう(Ds)、TOKIE(B)というサポートメンバーとともに、今回から全員の立ち位置を“センターに2人”から“バンドスタイル”へとガラリと変更していた2人。VJが、曲に合わせて次々にメンバーの背後にプロジェクターで映し出していく映像(ここで使用する映像のコンセプトもメンバーから細かい指示が出ている)で、ときにはスペーシーに、ときにはサイケに、ときにはブラックファンタジー溢れる物語を出現させていきながら楽曲の世界観を一つの空間として伝えていくアートフルな手法を交えたパフォーマンスは、一晩でライブと映画と美術館をはしごしたような気持ちになる。新メンバーとのコラボが生み出すBAROQUEサウンドは、いままででもっとも洗練されていて、これまで“ビジュアル系”の匂いを感じさせていたライブ定番曲たちも、このメンバーの手にかかるととたんにスタイリッシュな音にカッコよくモードチェンジ。そのなかで聴こえてくる怜のセンシティヴなのにグルーヴィーなヴォーカル、そして、このツアーではそんな怜の歌とともに圭にギターの神様が降臨。ステージでギターがどんどんメイン・アクトっぷりを放っていくところも衝撃的。サウンドの一部からサウンド全体の幹を担う存在へ。そんな圭のギタリストとしての立ち位置の大きな変貌ぶりは、初日にお目見えした新曲たちにも如実に現れていた。

これまでもヒップホップのグルーヴ、クラブミュージックの手法にシューゲイ、エレクトロニカなどの要素をセンスよく用いた楽曲で、その時代ごとに曲調を変えていくというBAROQUEサウンドを生み出してきた彼ら。この日初公開された新曲は、これまでに感じたことのないようなコード感と肉感的で力強いフレーズから生まれ出ていくスペーシーなサウンドを鳴らし、いままさにBAROQUEが新時代に突入したことを告げていた。BAROQUEの新章スタート、その幕がきって落とされたのだ。

1 2次のページ
Musicman-NETの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会