重さを賢く識別するスマートマット 子どもの帰宅を感知して親に通知も

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SmartMat

たくさんの荷物を持って帰ってきたときに、手がふさがっていて、電気のスイッチが押せずに苦労した……という経験はないだろうか。最近、家庭にさまざまなスマートテクノロジーが導入されてきているが、玄関前に置くドアマットも例外ではないようだ。

この「SmartMat」は、エンジニアのDr. Andrew Clark氏が開発を手がけた。センサーが内蔵されていて、上に何かが乗ったとき、その重さを感知、判別して、さまざまなアクションを起こすスマートツールだ。マットは薄いポリマーフィルムの5つの層の構造になっていて、熱や水にも耐性があり、丈夫で長持ちするよう配慮して設計されている。

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「SmartMat」では、Electric Impというプラットフォームを用いてWiFi に接続し、ユーザーがあらかじめ設定しておいたタスクを実行する。マットは、重量を区別して認識できるため、例えば、ペットがドアから出て行ったのを感知したり、子どもが学校から戻ったのを検出し、ユーザーのスマートフォンに、テキストやメールのアラートを送信して知らせてくれる。最近、痴呆を患う高齢者の行方不明問題がニュースで取り沙汰されているが、家族のお年寄りが外出したら、検知して知らせるように設定しておくような用途も考えられるだろう。

自宅から離れていても、家族の入退出状況などをリアルタイムでモニターできるほか、もちろん、帰宅したときに電気のスイッチを自動的にオンにしたり、ソファに着席したらテレビがつく、といった便利なスマートホームツールとしても活用できる。

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