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米アクロン大学 高分子研究チーム、ITO(酸化インジウム・スズ)対抗の“タフで高性能”な透明電極を開発、画面の割れにくいスマートフォンの実現に期待

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米国・オハイオ州アクロン大学の高分子研究チームが、従来よりも画面の割れにくいスマートフォンの実現に期待の持てる新しい透明電極を開発したそうです。同チームが開発したのは“タフで高性能な透明電極”というものです。スマートフォンやタブレットのタッチパネルにはそれらに電極を供給するための透明電極が使用されています。そういった透明電極としては、ITO(酸化インジウムスズ)が現在の主流になるのですが、同チームは今回開発した透明電極をITOのライバルになりうると言っています。同チームの開発した透明電極の特徴とされるのはタフさと低コストなところです。タフさについては、スコッチテープでの剥離試験や曲げ試験を行い、曲げ試験では1,000回繰り返し曲げても初期の性能を維持していたと述べています。ITOは脆い性質のため、カバーガラスが頑丈でも落下すると内部でスクリーンが割れることもあります。それを同チームの開発した透明電極に置き換えると、ITOを使用した場合よりも画面の耐久性が向上するというのです。それでいてITOと同レベルの透過率を実現しており、導電性は高いとされています。コスト面では、柔軟性を持つことからロール生産が可能で、それが実現すればコストも大幅に削減できると述べています。同チームhはITOの脆い性質を克服しつつ、導電性を持たせるために、ポリマー層の間にメッシュ構造の電極を使用しています。今回の透明電極の開発に携わった同大学の准教授 Yu Zhu氏は、“この透明電極はスクリーンの割れ問題の解決に繋がり、現在の製造プロセスに対抗するものになるでしょうと”と述べました。Source : アクロン大学



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