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「健康状態を測れる服」登場間近!

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衣類、医療、工業製品など様々な分野で欠かせない「繊維」。綿や絹といった天然のものだけでなく、最近は人工の繊維が目覚ましい進歩を遂げているという。その最新事情について、信州大学繊維学部の金翼水准教授に伺った。

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「現在、従来の用途に“+αの機能”を加えた繊維の研究が進んでいます。たとえば、体が発する物質を検知する繊維を使った『健康状態を測れる服』や、水虫の治療薬を含ませたナノファイバー製の靴下、生理痛の治療薬剤を含ませた繊維で作る女性用下着などが商品化に向けて準備されていますね」

ほかにも、こうした「高機能繊維」が続々と登場しているという。なかでも革新的な繊維と製品をピックアップしてみた。

●ウルテクトマスク…極細のナノファイバーを使用したマスク。繊維の隙間は約200~300ナノメートルで、PM2.5の約10分の1以下、花粉の約150分の1という細かさだ。ウイルスなどの物質もしっかりブロック。

●ブリーズブロンズ…日本有数のタオルの生産地・今治で生まれた「消臭する繊維」。繊維にニオイの分子が付着すると、自動分解。ニオイ のない物質に変化させるという優れものだ。劣化も少ないため、半永久的に使用可能。靴下やインソールが市販されている。

●ダストップSP…油汚れをはじく「撥油機能」と、汗を吸いとる「吸水・吸汗機能」。2つの機能を両立した世界初の繊維。通気性もよく、ワイシャツやスポーツウェアの素材として期待されている。

●QMONOS…数ある繊維のなかでもタフなことで知られる「クモの糸」。その主成分であるタンパク質を微生物に作らせ、鋼鉄よりも強度が高く、ナイロンのような伸縮性を持つ繊維素材を実現。石油に頼らない次世代の繊維として注目が集まっている。

技術革新が進む繊維業界。その進化に今後も目が離せない。
(末吉陽子/やじろべえ)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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