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警察当局が注意を喚起している「東京五輪詐欺」の手口を紹介

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 詐欺被害が止まらない。電話やメールを使って現金を騙し取る特殊詐欺の被害額が、2013年に過去最悪の約490億円を記録した。目下、警察当局が注意を喚起するのが「東京五輪詐欺」だ。

 2か月前、定年退職したばかり61歳男性のところに一冊のパンフレットが送られてきた。立派な表紙には「東京五輪開会式特別席予約販売」の文字がある。今なら10万円で買えるという。興味の持てない男性は、パンフレットをリビングに放置しておいた。

 翌日、チケット買い取り会社の営業部門を名乗る人物から電話があった。特別席の購入権は抽選で当たった人間しか買えない、代わりに買ってくれれば40万円で買い取るという内容だ。男性は購入を代行するだけで差額が手に入るならば、と10席分にあたる100万円を支払ってしまう。

 もちろん詐欺。東京都によると五輪のチケットは2019年2、3月頃から発売予定なので、今、出回っている話は真っ赤なである。

※週刊ポスト2014年6月13日号



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