ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

イチロー振り子打法生みの親 「上から叩け、は間違った指導」

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 日本人選手がメジャーリーグを席巻する時代、野球の常識も日々変化している。古い野球では「フライや三振はもってのほか」「転がせば何が起こるかわからない」という価値観から、「とにかく上から叩きつけろ」という指導法がはびこっていた。

 今もこうした指導者は存在するが、最近では「レベルスイングこそ重要だ」という理論が浸透している。

 オリックスのコーチ時代にイチローと振り子打法を編み出すなど、5球団のコーチを歴任した河村健一郎氏がいう。

「レベルスイングなら、ボールの軌道とスイングの軌道が重なる部分が多いため、ボールを“線”でとらえられる。しかしダウンスイングでは軌道が重なる部分が少なく“点”でしかとらえられない。当然打率は上がらないし、バットでボールを切るようになるのでかえってポップフライが上がりやすい。投手側の肩が開いて手打ちになりやすい弊害もある。上から叩け、は確実に間違った指導法です。

 メジャーで活躍するイチロー、青木宣親(ロイヤルズ)は、レベルスイングを実践していますし、ベイスターズの梶谷隆幸が急に本塁打を打つようになったのも、2年前にグリップの位置を下げ、レベルな軌道にしたからだと聞いています」

 この理論は、プロだけでなく八戸学院光星、常葉菊川などの甲子園常連校でも実践されている。

※週刊ポスト2014年6月13日号



(NEWSポストセブン)記事関連リンク
井上和香 自分に最適なクラブに出会い萎えてたゴルフ熱再燃
注目の「香辛料スイーツ」は香りが決め手の大人な味
【超難解「野球ルール」クイズ】 振らなくても振り逃げか?

NEWSポストセブンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。