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夫婦円満の障壁は「男らしさ」?

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恋愛というのは、関係を始めることよりも続けることの方が難しい、という意見をよく耳にする。恋愛感情さえ芽生えてしまえば、出会ったその日にでもカップルは成立し得るが、その関係を長く続けていくためには、お互いがこうあってほしいという要望をクリアしていかなければならないからだ。

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結婚すると、そのハードルもなおさら上がるだろう。やはり、少しでも男らしく頼りがいのある夫を目指し、精進するしかないのだろうか…。

「カップルや夫婦の円満の秘訣というのは、明快な正解が存在しない難しいテーマですが、あまり“男は男らしく…”と、男女の性差を意識し過ぎない方がいいかもしれませんよ。とくに夫婦になってからはなおさらです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。いわく、男女の間で発生する不満には、多分に男性側の意識に原因があることが多いのだという。

「米サウスカロライナ大学の心理学者ピーター・キルマン氏が、244組の夫婦を対象に、夫には妻への一番の不満を、妻には夫への一番の不満をヒアリング調査しているんです。その結果、妻が持つ夫への不満のトップは、“自己中心的であること”。これは大方の予想通りで、よく聞く女性側の不満ですよね。そして、夫から妻への不満は、“自分と張り合ってくること”がトップでした。これを不満に思う心情からは、“もう少し自分を立ててほしい”という意識が読み取れます。つまり、男女いずれの不満も、男性側が持つ亭主関白や男尊女卑のスタンスに原因があるといえるでしょう」

レディ・ファーストがよしとされるアメリカでさえ、「男を立てるのが“女らしさ”だ」と考える男性が多いのだ。男女である前に、人間対人間であるという意識を持つことで避けられる不満というのは、思っている以上に多いのかもしれない。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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