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「ゆとりは指示したことしかしない」 悪いのは上司か、新人なのか

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新入社員が働き出してから、2か月になる。会社からの具体的な指示に従いながら、仕事の進め方を覚えていく時期ではあるが、上司や先輩はきちんと指導できているだろうか。

日本法規情報が20代から40代の1290人を対象に調査したところ、「ゆとり世代」の社会人が「職場で苦痛に感じること」のトップは、仕事について「きちんと説明してもらえないこと」で24%だったという。次いで多かったのは「『ゆとり世代はこれだから…』という言い方をされること」で16%だった。

部下に指示するのは上司の仕事ではないか
ゆとり世代は、小中学校で2002年度から施行された「ゆとり教育」を受けた世代で、1987年4月1日生まれから2004年4月1日生まれまでが該当するとされる。今年の新入社員は、91年~92年生まれが中心となり、まさに「ゆとり世代ど真ん中」だ。

詰め込み教育からの脱却や、個性重視などが唱えられたが、その一方で「学力低下」や「甘ったれ世代」などの悪いレッテルを貼る人もいる。

今回の調査でも、ゆとり世代以外からの評価では「指示したことしかやらない。もしくは指示したことしかできない」が最も多かった。「すぐに言い訳をする」「自分で考えることをしない、全てマニュアルに従う」という声も多い。

とはいえ、入社数年以内の若者に「指示したことしかやらない」とけなすのは、いかがなものだろうか。部下に対して明確に目標を示し、やり方を指示し、問題があれば的確に指導するのが、上司の仕事というものだろう。

人材育成会社ジェイックが2014年入社の新入社員に行なった調査でも、「上司との関わり方に期待すること」という質問に対し、「ダメなところはきっちり指摘して欲しい」「どんどん成長させて欲しい」に次いで、「指示は具体的に出してほしい」「仕事は丁寧に教えてほしい」という回答が上位に来ている。

指示を明確に出し、それにどう応えたかで評価を透明にしていくことは、「以心伝心」が通じない外国人や女性を労働力として使っていく場合にも、特に求められることだ。それを怠って「これだからゆとりは…」と嘆いているとすれば、若手から「仕事についてちゃんと説明しない上司が悪い」と不満があがるものも、もっともではないか。

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