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詐欺師は誰か?

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少し前にマツケイがまとめてくれていたクローズアップ現代「追跡 “出家詐欺” ?狙われる宗教法人」(http://www.higan.net/ebn/2014/05/nhk.html)ようやく録画チェックしました。

う〜ん。よく思いつきますね〜。ナムナム詐欺。

出家詐欺で取り上げられていた事件なんて何年も前のことだし、昨晩のクロ現も公益法人改革がテーマになってるし、いい感じで公益法人課税への空気作り、カウントダウンが進んでいますね。

この類の話題は定期的にマスコミで取り上げられ、盛り上がりますが、毎回一般の方々とお坊さんでは反応が違いすぎていて悲しくなります。

あ〜こんなお坊さん、おるおる。もっとひどいのもおる。が一般人の反応。
こんなやつ、おらんやろ、一緒にしないでほしいよ。迷惑だよ。がお坊さんの反応。

すべてがこれに当てはまるわけではありませんが、この傾向は強いです。みなさんはどちらの感想をお持ちでしょうか。

放送を見ながら思い出したエピソード。

親の代に伝統仏教教団を離脱し、単立寺院になったお寺(どこの宗派にも属さないお寺)の若いお坊さんがこんなことを言っていました。

「うちのお寺は宗派に縛られないから、やろうと思えば自由に出家得度させてあげることができる、戒律を授けることが出来る、これからはお寺もこうやって新しいことやって開いていかないと(儲け話を作っていかないと)・・・」

「・・・・・(いやいやあなた戒律授かってないっしょ、無戒っしょ)」

まるで興業か、イベントかのように出家得度の儀式を考えているご様子。いわゆる仏教ブームの負の遺産なのでしょうか。都会のお寺はほんとどうなっちゃってるんだろう。

メディアでとりあげられるケースは極端、空気を作るための編集、演出かもしれませんが、それでも僕は思います。多くの人々はお坊さんのこと出家詐欺だと思っていますよ、と。これぐらい期待値低めに設定して、自分もそのように見られているんだと問題意識を持っておかないと、お寺の未来は見えてきません。

サイレントマジョリティに思いを馳せなきゃならないし、公益法人改革に備えてマネジメントやコンプライアンス強化も必要だし、しっかり自分を律していかないと修行する時間がどんどん減っていきますね。

○連載:ITビジネスマンの寺業計画書

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記者:

松島靖朗:彼岸寺

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