仮移転していたタイ移民庁1管区総合事務所が半年ぶりラクシーに戻る

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タイの移民庁は、反タクシン系のデモ隊による妨害で昨年12月から仮移転していた1管区総合事務所を、約半年ぶりに本来のガバメントコンプレックスB棟(ラクシー区)に戻すことを決定しました。

5月22日夕方の軍事クーデターを受け、タクシン派(UDD)、反タクシン系両軍の集会が解散したための措置です。

今日28日は、インペリアルワールドSC5階の北部出稼ぎ労働者ビザセンター(ワントンラン区)と、メジャーハリウッドスクサワット1階にある南部出稼ぎ労働者ビザセンター(ラットブラナ区。前記事「プラパデーンに移民庁の『避難所』開設」参照)ですべての外国人向けのビザ業務ができますが、どちらも5月いっぱい、つまり30日(金)の18時30分までで終了します。

6月2日(月)以降は、ラクシーの1管区総合事務所が通常通り8時30分からオープン。両出稼ぎビザセンターは本来の仕事であるラオス・カンボジア・ミャンマー出身の労働者を対象とした業務に専念します。

北部出稼ぎ労働者ビザセンターのあるインペリアルワールドSC5階は、タクシン派の政治専門チャンネル『アジアアップデートTV』『ピープルチャンネル』がスタジオを設け、UDDの本部も置かれるなど重要な拠点だったのですが、両チャンネルとも平和秩序評議会(クーデター当局)の指示により放送を止めさせられました。

Manuscript&Photo: Traveler’s Supportasia
Post: GoTrip

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