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夜型人間はクシャミが出やすい!?

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なんだか鼻がムズムズする、と思ったら…ハクション! 電車や会議中など、静かにしていたい時に限ってクシャミが出て、気まずい思いをしたことがある人も多いのでは。なんとかクシャミをコントロールする方法はないものか。そこで今回は、東京都・大西耳鼻咽喉科の院長・大西正樹先生にクシャミにまつわる疑問について聞いてみた。

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そもそも、クシャミを自分の意志で止めることって可能なのでしょうか?

「クシャミは神経反射による反応なので、出かかったクシャミを完全に抑えるのは難しいでしょう。また口を閉じて、無理に抑えると耳に負担をかけることもあります。クシャミの原因は、鼻の粘膜への刺激です。その刺激が脳(延髄)のクシャミ中枢へと伝わり、そこから呼吸筋を支配している神経へと伝達され、呼吸運動を惹起し、クシャミが出るのです」

確かに、神経反射による反応を自分の意志でコントロールするのは至難の業だ。では、クシャミが出るメカニズムはみんな同じなのに、声の太さや大きさが人によって違うのはどうしてだろう。

「クシャミの個人差はそこまでないはずです。声門の開閉が惹起されるため個人の声による違いはありますが、勢いよくクシャミをするかどうかは本人の意志の問題。クシャミをする時は呼吸筋が弛緩・収縮運動を行います。その筋肉の動きはある程度自分の意志で抑えることができるので、クシャミの勢いをいくぶんか押し止めることは可能です。ただし、筋肉の収縮運動に逆らうのは結構な労力だと思いますが…」

なるほど、控えめなクシャミをする女子は多いが、それは身体の違いというわけではなく、本人の努力の賜物だったのだ。

でも、そこで気になる点がひとつ。歌手やタレントなど、有名人たちが生放送中にクシャミをしているのを見たことがないような…。彼らは特殊な訓練でもしているのだろうか?

「何も有名人が特別というわけではありませんよ。興奮している時や緊張状態にある時は、クシャミは出にくくなるんです。鼻の中には交感神経と副交感神経、2つの神経がバランスよく通っているのですが、リラックスしている時は副交感神経が優位になります。副交感神経優位だと鼻の粘膜が過敏になりやすいとも言われており、クシャミが出やすくなると考えられます。反対に、気持ちがたかぶっている時は交感神経が優位になってクシャミが出にくくなるのです」

人前に立つ人たちがクシャミをしないのには、ある程度の理屈があったのか! とはいえ、会議の前に「よし、今から緊張するぞ!」なんて言い聞かせて、今まで連発していたクシャミを瞬時に止めることなんてできないし、やっぱりクシャミを自分でコントロールするのは無理みたいだ…。なんだかがっかりしていると、

「無理にドキドキしなくとも、普段からキチッと規則正しい生活をして、ある程度の緊張感を保てば、交感神経が優位になってクシャミが収まることもありますよ」

と、大西先生。反対に、夜更かしをしたり、不規則な生活をグダグダ続けていると、副交感神経が優位になりクシャミだけでなく鼻みず・鼻づまりも起こりやすくなるのだとか。

ちなみに、大西先生いわく「花粉症を含め、アレルギーを持っている人は鼻の粘膜が普通の人より10倍から100倍ぐらい敏感。ちょっとした温度差でもクシャミが出やすくなったりする」とのこと。

花粉症が終わってホッとしたのもつかの間、いまだにクシャミが止まらない、なんて人は、まず生活習慣を見直してみては?

(松原 麻依/清談社)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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