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怒りすぎて脳卒中ってありえるの?

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世の中には、怒りっぽい人というのがいる。些細なことでプリプリと怒りちらす人や、常に不機嫌そうな顔をしている人、皆さんの身近でも心当たりがあるのでは? とりわけカッと頭に血が上りやすいタイプは、ドラマやマンガでよく見かけるように、そのまま卒倒してしまうのではないかと心配になることも…。

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でも、こうした感情の変化が、脳卒中を引き起こすようなことって、本当にあるのだろうか? 新宿ライフクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。

「まず、脳卒中という言葉に少し誤解があると思うのですが、“卒中”とは突然現れる症状を意味する用語です。つまり“脳卒中”というのは、脳に突然現れる症状全般を指すもので、最近では臨床現場で使われることはあまりありません」

脳卒中とは病名にあらず。これは脳内出血や脳梗塞、くも膜下出血など、脳内の血管障害をともなう病名の総称なのだという。

「大きな情動興奮が血圧を上げるのは事実です。たとえばドラマなどで見られる、人が激しい怒りで卒倒してしまうようなシーンは、おそらく実際の脳出血のイメージに近いでしょう。ただし、そうした情動だけが原因で脳出血を起こすことは、まずあり得ません。激しい怒りによってこうした症状を起こすことがあるとすれば、もともと病気の素因を持っていると考えるべき。たとえば血管内にこぶがある脳動脈瘤、動脈と静脈がつながる部分に異常がある動静脈奇形、あるいは白血病のような血液疾患の類いなどですね」

こうした疾患は、基本的にはR25世代よりももっと上の世代が抱えるリスクと考えていいと須田先生は語る。

「先天的な異常が原因となる動静脈奇形のようなケースを除けば、健康的な20~30代がどれだけ怒ったところで、血管が破れてしまうようなことはまずないでしょう」

ともあれ、怒りは大きなストレスの元となるし、ストレスは万病の元となる。できるかぎり、怒らず笑顔で過ごすに越したことはないのだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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