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実は近所かも!日本全国ヘンな古墳

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 ゴールデンウィークに帰省した人の中には、自分の家のご先祖様が眠っているお墓にお参りをしてきたという人も多いのではないかと思います。
 ところで、日本人にとって馴染みの深い「お墓」といえば、なんといっても天皇や豪族が死んだ時に作られたという「古墳」ですよね。
 今、日本には約16万基もの古墳があるとされています。とはいえ、よほど大規模でないと目立たないため、近くに住んでいても案外気がつかないもの。
 そんな古墳が、今密かなブームになっています。
 『古墳の歩き方』(扶桑社/刊)は、「古墳シンガー」として古墳の魅力を伝え続ける、歌手のまりこふんさんによる、世にも珍しい「古墳のガイドブック」。日本各地に散らばる、美しい古墳、珍しい古墳を写真入りで取り上げています。
 今回は、中でも風変わりな古墳、ユニークな古墳をいくつか紹介します。あなたの家の近所の古墳があるかも…!

■大小311もの古墳が密集!西都原古墳群(宮崎県西都市)

 まともに見て回ろうと思ったら一日では足りません。周辺の宿に泊まって2、3日はかかるだろうと思われる古墳群が、宮崎県西都市の西都原古墳群です。大規模なものから小さなものまで、形も円墳、方墳、前方後円墳、帆立貝形古墳、横穴墓などさまざまな311基もの古墳が集まっています。
 レンタルサイクル(無料)でひとつひとつ回るもよし、展望ラウンジから、古代食(休日10食限定、予約すれば平日も利用可能)を食べながら一望するもよし。古墳好きでなくても、行けば虜になってしまう古墳群です。

■珍古墳の宝庫。見野古墳群(兵庫県姫路市)

 一般的な古墳のイメージというと、四角かったり、円かったり、四角と円が組み合わさっていたり、いずれにしてもきれいに形が整えられた小高い丘、というものでしょう。しかし、この見野古墳群はそんなイメージとは一線を画しています。
 大きな岩で組み上げられた石室がむき出しになっている古墳や、鼻の穴のように二つ並んだ横穴がある双室墳は、古代への想像力をかき立ててくれるはず。良くも悪くも「未整備」さが魅力です。

■世にも不思議な「く」の字形古墳 森将軍塚古墳(長野県千曲市)

 長野県千曲市にある森将軍塚古墳は山の頂上にあるため、遠目に見てもかなりの存在感。ぱっと見ただけでは、普通の前方後円墳との違いがわかりませんが、よく見るととてもユニークな形をしています。
 長野県で最大、全長100mもあるこの巨大な古墳が作られたのは4世紀頃。山の上に、地形を生かした形で作られるはずだったようですが、いざ作ってみると、山の形が予定と違い、古墳後部の円の部分が丸くなりきらずに「く」の字形に歪んでしまっているといいます。
 それでも、少しでも円くしようと石を積むなどして、試行錯誤を重ねた古代人の微笑ましい努力がそのまま復元されているこの古墳は一見の価値アリです。

 古代人は、緑豊かな場所やきれいな水がある場所、見晴らしのいい場所、太陽や風を気持ちよく感じられる場所を選んで古墳を作りました。それだけあって、今残っている古墳も、訪れてみると気分が癒される場所ばかり。
 本書には、有名なものから知る人ぞ知るものまで、古今東西の古墳が、まだまだたくさん掲載されていますので、実は近くにあるのに知らなかった古墳に思いを馳せ、足を向けてみてはいかがでしょうか。
 
 今回取り上げた古墳の写真はこちら!(http://www.sinkan.jp/news/index_4646.html)
(新刊JP編集部)



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ウェブサイト: http://www.sinkan.jp/

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