夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)

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夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)
(前回までのあらすじ)

ゴールデンウイーク、皆さんはどう過ごしただろうか。

\のんべえ!/
\食っちゃ寝!/
\旅行!/
\仕事!/

なるほど。それぞれの過ごし方があるものだが、この連休中にダイエットに勤しんでいるはずの男がいたことを覚えているだろうか。

身長173センチ、体重81.8キロ、「最近太りやすくなってきていて、夏までになんとか痩せたいんです」と悩むジン君(31歳)である。

そんなジン君を助けるべく立ち上がったのが、フルマラソン(42.195km)を2時間42分で走破するランナー社長・久保田裕也である。

社長とランナー。それ以外にもう一つ、久保田には顔がある。
それは「減量の鬼」という顔だ。
詳しい説明は前回の記事を参照していただくとして、久保田は体作りのために体重管理に余念がない。運動と食事を徹底的に管理して痩せる。つまり、ダイエットの王道を愚直に突き進み、アスリートの体を手に入れているのだ。

そんな久保田の元でダイエットを始めることになったジン君。
キックオフMTGで課せられたのは次のようなことである。

・大好物の団子は食べてもいいけど控える
・食事を管理するために自炊をする(カップ麺や清涼飲料水は厳禁)
・1週間に2回から3回、1時間くらいウォーキングをする
・週末は1時間の運動。5キロほどジョギングをして、残りをウォーキング
・入浴はぬるま湯に長くつかり、上がった後に軽めのストレッチ
・朝起きたら腹筋を行う

夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)

箇条書きにするとやらないといけないことが多いように見えるが、一つ一つ分けてみてみると意外とできそうだ。
7月初旬の最終測定で73キロを目指すというジン君だったが…?

→前回の記事はこちら(写真入り)
http://www.sinkan.jp/news/index_4599.html

「久保田裕也のだからお前はデブなんだ!」第2回
〜「ゴールデンウイークどうだった?」編〜

さて。
前回の測定から2週間経った5月8日木曜日。
私MTKとジン君、そして久保田の3人が会社内の会議室に集まった。

MTK「じゃー、さっそく計ろうか!」

夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)

皮下脂肪率や骨格筋率も計ることができるという体重体組成計に乗るジン君。

体重は80.8キロ!!

この2週間でなんと1キロ減。これはいけるか!?
喜ぶジン君と私。すごいじゃないか。ちゃんとメニューこなしたんだね!

…しかし、久保田の表情はまったく優れない。

久保田「ジン君、ちゃんとメニューこなした?」
ジン「え…? うーん…」
久保田「こなしてない? どっち?」
ジン「あー、うーん、実は…」

ジンはこの2週間を語りだす。
ちゃんと2週間遂行したのは「大好物の団子を食べる量を控える」というものだけだったのだ。また、後半1週間の間に始めたのが、自炊による食事の管理(週3程度)と朝の腹筋。他はまだ実行していないという。

久保田「どういうことなんだ! やる気あるのか!? もっと体重落ちてもいいはずなんだよね。その体重なら、3キロくらいは落ちてもいい。今まで何もやってなかったわけだから」
ジン「すいません…」

夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)

ジンの話を自分のノートパソコンの中に打ち込んでいく久保田。

久保田「自炊は何をつくったの?」
ジン「ゴーヤチャンプルとかぼちゃの煮物ですね」
久保田「芋系は炭水化物だから…。まあ、正直言うと、80キロ台で1キロは誤差の範囲内だよ」

ガーーーン!!

久保田「ただ、食事を改善できたのは良いことだよ。これからすべきことは最初の回で言われたメニューをちゃんと実践すること。次回の測定はいつ?」
MTK「次回は6月5日の予定なので、ちょうど1ヶ月後ですね」
久保田「1ヶ月後なら5キロはいけると思う。170センチ70キロよりも、170センチ80キロの方が痩せやすいから。運動すると大分変わる。それは絶対に実践してほしい。あと、大事なことは食べたものを記録することだね」

久保田はもう4年前から、自分の食べたものを全て記録し、どのくらいカロリーを摂取しているのか、エクセルにまとめて管理しているそうだ。これは、いわゆる「レコーディング・ダイエット」と呼ばれるもの。数年前、大きなブームになったのは記憶に新しいだろう。

また、久保田曰く、「太ったから急に食べる量を減らす」というダイエットのやり方はナンセンスなのだそうだ。リバウンドしたときに身体の質が悪くなるという。
例えば普段2000キロカロリーを摂取していた人が、痩せるために食事量を抑えて、500キロカロリーで毎日を過ごそうとする。すると、次第にその身体はカロリー量でまわそうとするようになる。エンジンにガソリンが入らなくなるので、その分身体は重くなり、眠くなりやすくなったり、動くのが億劫になってくる。
結局、無理が祟って2000キロカロリーに摂取量を戻すのだが、身体は500キロカロリー分で必死にまわしているため、残りの1500キロカロリーは一時的に過剰摂取になり、めったに入ってこないエネルギーだから蓄積しないと!と身体は理解し、せっせと体内に脂肪として蓄積させていってしまうというわけなのだ。
これが「食べる量を減らしても痩せない」のポイントであるという。

食べるのが好きな人は、食べるべし。
でも、その中で自分がどんな食べ物をレコーディングし、管理をすることで無理なくダイエットをする。

久保田「まずは食生活の管理をして、そこに運動を加えれば絶対に痩せるよ!」

また、ジン君の「トレーニングウェアを購入した」というダイエットへの姿勢は、久保田に評価された。「形から入ることが大事。よしっ! 頑張ろう!!」

次回の測定は6月5日!
メニューをこなせなかったという言い訳はもう通用しない!
果たして、ジンの運命は…!?

【始まって1ヶ月、いよいよ中間測定!編に続く…】
*次回配信は6月上旬頃を予定しています

■久保田おすすめのトレーニング本
『格闘家に学ぶ体脂肪コントロール―なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか?』
佐々木豊/著、ベースボールマガジン社/刊

夏まで痩せる! 31歳男性が挑むガチアスリートダイエット(第2回)

(新刊JP編集部MTK)

この記事の写真入りは以下のURLから!
http://www.sinkan.jp/news/index_4644.html



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