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道重さゆみの卒業 彼女がモーニング娘。史上最も偉大なリーダーである3つの理由

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道重さゆみの卒業 彼女がモーニング娘。史上最も偉大なリーダーである3つの理由

2014年4月29日。日本中を震撼させる一つのニュースが列島を駆け巡った。道重さゆみ、今年の秋ツアーをもって、モーニング娘。’14ならびにハロー!プロジェクトを卒業。オリコンシングルチャートで5作連続1位というこのタイミングでの卒業発表、かつ年末の紅白歌合戦を待たずしての卒業はあまりにも想定外であり、日本国民に大きな驚きと衝撃を与えたのは記憶に新しいところだ。

道重さゆみ。モーニング娘。8代目リーダー。在籍日数は4100日を超える歴代最長であり、つんく♂プロデューサーも「超全盛期もアイドリング期も両方を経験した貴重な存在」と語るほど。モーニング娘。の現在までのV字回復の立役者であり、ファンのあいだからも「史上最も偉大なリーダー」と呼ばれる希有なアイドルである。

だが、ファン以外には、道重さゆみの偉大さは伝わっていないだろう。そこで今回は、彼女がモーニング娘。史上最も偉大なリーダーである、3つの理由を挙げたい。本来は1億個ぐらいはその理由があるのだが、スペースの都合もあるため、3つに留めておくことをご容赦いただきたい。

1 道重さゆみは自らの決意と意志によって可愛さを手に入れた

道重さゆみは、劣等生であった。加入当時、歌は駄目、ダンスも不得意、とりたてて個性もない女の子。長年に渡って彼女はそんな自分を変えようと、成長しようと苦しみ続けるのだが、そんな中でひとつの突破口として選んだのがバラエティ番組への個人としての進出であった。道重さゆみは、世間にモーニング娘。を届けるのが自分の役割だと信じて、茨の道を歩むことを決めた。そこで選んだのが「わたしは可愛いと言い続けるアイドル」というキャラクターであった。

そのキャラクターは、革命ではあったが、革命であるがゆえにそれが浸透するまでには時間がかかった。そんなアイドルはこれまでいなかったから、共演者としても対処法が分からない。しかし道重さゆみはそのキャラクターを貫き通し、「わたしは可愛い」と言い続けることによって、世間からの認知を手にした。現在のモーニング娘。は知らないが道重さゆみは知っている、という層は今でも多い。彼女は世間という戦場で、確かに結果を残したのだった。

実はここまではよく言われる話なのだが、道重さゆみが選んだキャラクターは一つの大きな副産物を産んだ。「わたしは可愛い」という道重さゆみ自身の言葉が、道重さゆみの存在を規定したのだ。つまり「わたしは可愛い」という言葉がある程度の説得力を持つためには、「道重さゆみは可愛い」という事実がなくてはならない。ある意味で、それは言霊なのだ。ゆえに道重さゆみは、「わたしは可愛い」という事実を造り上げるために、可愛いとは何か?と徹底的に考えたはずだ。そして実際に、どんどん可愛くなっていった。彼女は最初から可愛かったわけではなく、自らの言葉によって、その決意と意志によって、可愛くなったのだった。

彼女の驚くべき進化は、明らかに後進に影響を与えることになる。つまり、人は変われるということ。徹底的に考えれば、あり得ないほどに成長できるということ。道重さゆみはそのことを自らの生き様で証明したのだ。だからこそ道重さゆみは、少なくとも今後100年ぐらいは、モーニング娘。という歴史の中で語り継がれるべき存在なのである。

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