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連休明けに失敗しても大丈夫な理由

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 何事も挑戦することが大事!とは言いますが、誰でも失敗は怖いものです。
 特に仕事では、チャレンジした挙句に失敗して、会社に大きな損失を与えてしまうことも。そう考えると、なかなかアグレッシブに挑戦し続けるのは難しいと考える人もいるはずです。
 営業コンサルタント、菊原智明さんの著書『失敗はお金に変えられる』(経済界/刊)はそんな人の背中を押して、どんどんチャレンジできる体質に変えてくれる一冊。失敗は悪いものではないとして、そこから教訓を得ることで成長を加速させていく秘訣を教えてくれます。
 今回は、前回に引き続き菊原さんにインタビュー。失敗を糧にできる人とそうでない人の違いや、失敗した時の謝り方など、広くお話を伺いました。

―失敗を財産にしていける人と、潰れてしまう人を分けるのはどんな要素だとお考えですか

菊原:その失敗をネタというか、笑い話にできるかどうかというのは大きいです。
ふさぎ込んでしまって誰にも話せない人、自分だけで抱え込んでしまう人は潰れてしまう可能性が高いと思います。
もちろん、失敗は後の仕事に役立てないといけないのですが、笑い話として吐き出すことはすごく大事です。誰かに話すことで冷静になれますし、その失敗を客観視することにもなる。失敗を誰かと共有することでアドバイスをもらえたりしますからね。

―また、失敗を許してもらえ、すぐにまたチャンスをもらえる人とそうでない人がいます。両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

菊原:それは完全に「日頃の行い」でしょうね。たとえば、待ち合わせ場所には必ず約束した時間の前に来ている、仕事の締め切りに間に合うよう余裕を持って仕上げるなど、自己管理ができている人は、たまたま大きなミスをしたとしても「こいつはもうダメだ」とはならないものです。
逆に、いつも遅刻をしていたり、居留守を使うような人が失敗すると、周りの人も「もういいや」となってしまう。
普段からどんな姿勢で仕事をしているかで、ミスした時の周りの反応は違ってきますね。

―日頃の行いが、失敗をした時のリスクヘッジになるというのはよくわかるお話です。菊原さんご自身はどんなことに気をつけてお仕事をされていますか?

菊原:本を書いたり、企業の研修をしたりと原稿を書くことが多いので、やはり締切りには気をつけています。締切りまでに原稿を仕上げるのは当然として、私は「締切りよりかなり前に提出する」というのを心がけています。
これが失敗した時のリスクヘッジになるのかはわかりませんが、同じ位の売れ行きの著者がもう一人いて、どちらに原稿を書かせようかとなった時に、自分が選ばれるようにはしたいなと思いますね。

―失敗した時は、どう謝るかというのも大事ですよね。何かポイントがありましたら教えていただけますか?

菊原:クレーム処理などでお客さんに謝る時は、まず言い訳は絶対にダメ。お客さんが言っていることをとにかく最後まで聞くことが大事です。
よく、同じことを三回くらい言うお客さんがいますが、こういう人でもきちんと三回聞いて、こちらの説明はその後です。向こうが話している時にこちらが割って入ってしまうと、余計に怒らせてしまって収拾がつかなくなることがあります。
相手の言い分を最後まで聞くことと、絶対に逃げないという姿勢を相手に見せること。この二点でしょうか。

―たとえば上司など、社内の人に謝る時はいかがでしょうか。

菊原:こちらもやはり、言い訳をしないことでしょうね。会社の中では言い訳をしたくなりますが(笑)

―失敗を恐れて消極的になったり、事なかれ主義になる危険性は誰にでもあります。仕事で積極性を失わないためにはどんなことが大事になりますか?

菊原:先ほどの答えに近いのですが、普段から仕事のことを話せる人や場を作っておくことですね。できれば同僚よりも、仕事とは全く関係がない仲間が集まるコミュニティがあるといいです。
そういった場で、自分の失敗について話して、アドバイスをもらえますし、単純に人の失敗談は盛り上がりますからね。上手に落ち込んだ気持ちを発散させてあげれば、後々まで引きずって、仕事が消極的になることはないと思います。

―失敗しても消極的にならずに仕事をしていくために、座右の銘にしている言葉がありましたら教えていただければと思います。

菊原:「座右の銘」ではないのですが、「今できることを考えて、ベストを尽くす」というのは常に意識しています。過去の経験を踏まえて、今一番にやるべきことを考えて、実行する、ということですね。
「あの時、お客さんにああ言えばよかったなあ〜」などと過去のことに捉われすぎてしまうと、目の前のことがおろそかになるので、過去の失敗から何か改善点なり教訓にすることを得ることができたら、もうその失敗のことを考えるのは終わりにして目の前のことに向かうようにしています。

―本書をどんな人に読んで欲しいとお考えですか?

菊原:営業マンであれば、「ダメ営業マン」に、ビジネスマンなら「ダメビジネスマン」に読んでいただけたらうれしいなと思っています。仕事の種類に関わらず全然結果が出ていない人、ということですね。
失敗続きで、「どうして他の人はうまくいっているのに俺だけがダメなんだろう」と悩んでいる人に読んでいただければ、その失敗を糧にする方法がわかると思います。

―これから社会に出る学生が読んでも得るものが多そうですね。

菊原:そうですね。私は大学講師もやっているので、授業で配ってみようかなと思います。今の学生はどんなことであっても、ものすごく失敗を恐れるところがあるので。失敗をした方が、実は得るものは多いんですけどね。

―最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いできればと思います。

菊原:「どんどん失敗しましょう」と言いたいです。失敗というと悪いイメージがありますけど、失敗って本当はいいことばかりなんです。どうすればもっと改善できるかがわかりますし、仕事であればそうやって改善を続けていくことで実力がついて、収入も上がる。失敗談として話のネタにもなりますしね(笑)。だから、どんどんチャレンジして、失敗してほしいです。その具体的な方法をこの本にまとめました。
(新刊JP編集部)



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