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W杯日本代表「決戦地」の環境

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いよいよ開幕まで50日をきった、サッカー、ワールドカップ。今大会では開催国ブラジルの12の都市が会場となるが、ブラジルは日本の約23倍の面積を持つ大国。会場ごとに気候も文化も大きく異なる。日本が一次リーグで戦う3都市はどんなところなのだろう? 気候面から見ていこう。

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●第1戦 対コートジボワール@レシフェ
まずは初戦のコートジボワール戦が行われるレシフェ。ペルナンブッコ州の州都で、同国北東部の大西洋岸沿いにある大都市だ。高温多湿な熱帯性気候で、6月の気温は23~28度。

●第2戦 対ギリシャ@ナタール
初戦のレシフェから300km弱、海岸線を北上したところにあるのが、2戦目となるギリシャ戦が行われるナタール。こちらはリオグランヂドノルチ州の州都。多湿な熱帯性気候で、気温は22~29度。

●第3戦 対コロンビア@クイアバ
3戦目となるコロンビア戦が行われるのはクイアバ。ブラジル中西部にあるマットグロッソ州の州都。高温多湿な熱帯性気候で、6月の気温は19~31度。

3都市とももともと高温多湿の土地柄だが、内陸にあるクイアバと、海岸沿いにあるレシフェ、ナタールとは、様子が異なる。6月のレシフェとナタールは雨期に当たるため雨が多いが、クイアバは最も雨量が少なくなる時期。比較的気温も低く過ごしやすい時期だ。日本代表にとってもさほど不利になる気候ではないだろう。

次に、観光面で3都市を見てみよう。日本代表の決戦舞台に選ばれた3都市はそれぞれ、観光地としてのポテンシャルが高い、という側面がある。

レシフェは1561年に創設された古都で、隣町オリンダにある歴史地区は、いろとりどりのコロニアル建築が並ぶユネスコの文化遺産の指定地区だ。また6月は、ブラジル北東部名物“6月祭り”の真っただ中。街中でこの土地ならではの伝統芸能でにぎわう絶好の時期でもある。

ナタールはビーチリゾートとして有名。バギーで遊べる砂丘もある。また、レシフェとナタールは、飛行機でフェルナンド・ジ・ノローニャ島に渡る玄関口でもある。同島は“世界一美しいビーチ”といわれるサンショ・ビーチがあり、ユネスコ自然遺産に登録された環境保護区もある。

クイアバは、世界一の大湿原パンタナル自然保護地域への玄関口。ユネスコ自然遺産に指定されているこの地域は豊かな生態系を持ち、多様な野生動物を自然のままの姿で観察できる。エコツアーも人気だ。

また、レシフェとナタールの現地発音はそれぞれヘシーフィ、ナタウに近い。空港のアナウンスなどではご注意を。

最後に、日本人には見逃せない情報を。この3都市には、サンパウロに比べると規模は少ないものの、日系人社会がある。クイアバでは2011年から日本祭りも毎年開催されているほどだ。町には有名な日本料理店もあるで日本の味が恋しくなったら覗いてみては?
(麻生雅人)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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