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炊飯時の「ミネラル水」使用は×?

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最も身近な飲み物といえば、水。ここ数年空前のミネラルウォーター流行りが続いており、様々な関連商品も登場している。なかでも、一際目を引くのが「水専用グラス」だ。

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これを開発したのは、浄水器などを販売する三菱レイヨン・クリンスイ。

その名も「MIZUグラス」(2300円+税)。発売は今年3月で、同社がプロデュースした様々なこだわりの水を体感できるカフェ「MIZUcafé PRODUCED BY Cleansui」(東京・原宿)のほか、ホームページや百貨店などでも購入できる。

「『水を飲むという時間を、単なる水分補給ではなく、 リラックスできる“大切な時間”としてとらええてほしい』という思いから、企画会社、デザイナーなどと共同で開発しました。水とグラスを一体に感じられる飲み口になっているほか、どの角度からでも水の美しさと透明さを感じられる設計になっています」(三菱レイヨン・クリンスイ ダイレクトコミュニケーション部・田中佐知子さん)

ところで、蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水だが、そこには意外と知られていないトリビアがあると田中さんは言う。

「たとえば、『お米を炊く時に市販のミネラルウォーターを使っても、美味しいご飯にならないことも多い』というのもそのひとつ。炊飯用にミネラルウォーターを入れるのはいいんですが、研ぐ際に水道水を使ってしまうと意味がありません。お米は最初にふれる水を多く吸収してしまうからです。ミネラルウォーターを使うなら、まず一番最初の研ぎ水に使うべきです」

おお、身に覚えがあります…。

「あと、『食文化は水の硬度によって左右される』というのもトリビアかもしれません。硬水は軟水と比べて成分内に隙間が少なく、他の成分と融合させるのが難しい性質を持っています。だから、硬水が中心のヨーロッパでは“出汁を引く”という文化が少ないんです。逆に日本は軟水が多く、特に京都は軟水の特長を生かした出汁文化が発達したという背景があります」

さらに編集部でも調べたところ、「水よりお湯のほうが早く凍る」(「ムペンバ現象」と呼ばれる)、「水中でならハサミでガラスを切ることができる」(水はガラスを構成する酸素とシリコンの結びつきを切る働きがあるため)などなど、水にまつわるトリビアはダムが満杯になるほど見つかった。

ちなみに、おいしい水の条件はというと、「ミネラル(硬度)、炭酸ガス、酸素を適度に含んだ冷たい水」。不純物をまったく含まない“純水”はおいしくないそうだ。お、何やら人生訓のようですね。
(石原たきび)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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