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浮気の秘密、墓まで持っていける?

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毎年、約25万組の夫婦が離婚しているといわれる日本の結婚事情。せっかく意中の相手と結ばれても、高い確率で破局が待っているのかと思うと、幸せ気分も台無しだ。

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離婚のきっかけとして真っ先に思い浮かぶのは、浮気だろう。パートナーに対して一途でいられるならそれに越したことはないのだが、人間誰しも出来心というものはある。もしも将来、浮気に手を染めてしまった場合、素直に打ち明けて謝るのがいいのか、それとも墓場まで持っていく覚悟で隠し通した方がいいのか、どっちだろう?

「心理学的な見地からいえば、隠すべきではないと思います。浮気にかぎらず、夫婦でこれからの人生に待ち受けている苦難を乗り越えていくためには、極力隠し事を持たないことが大切なんですよ」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。隠し事をするなというのはごもっともな助言だが、これには次のような心理学的な裏付けがあるという。

「米タフツ大学の心理学者マイケル・スレピアン氏が、集めた被験者を2つのグループに分け、Aグループには『他人に隠している大きな秘密について考えてください』と指示を出し、Bグループには『なんとなく他人に話していない、些細な隠し事について考えてください』と指示を出しました。次に、両グループに丘陵の写った風景写真を見せ、『この丘の勾配は、目分量で何度くらいの傾斜に見えますか?』と質問をしたところ、Aグループの平均は46.05度、Bグループは平均32.90度と、同じ写真であるにもかかわらず顕著な差が生じたのです」

スレピアン氏によれば、これは隠し事が大きいほど、心の“重石”が大きくなることの表れなのだという。

「隠し事というのは、本人が思っている以上に心に負荷をかけるもの。そして、人は大きな隠し事を抱えている時ほど、目の前の障壁を高く感じてしまう傾向を持ちます。つまり隠し事がない夫婦の方が、力を合わせて様々なトラブルを乗り越えやすいわけです」

ウソをつきとおすというのは、僕らが思っている以上に難しいもので、それは結婚生活の破綻につながりかねないと内藤先生は補足する。もっとも、そもそも隠さなければならないことを作らないのが一番の対策ともいえそうですが…。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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