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進化し続ける柔軟剤。24時間ニオイを防ぐ柔軟剤も!?

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そもそも、柔軟剤には、どんな役割があるのだろうか? 花王で柔軟剤の開発に携わる尾関洋平さんは、「基本は、シーツなどのリネン類やタオル、衣類など、体に触れる布地を柔らかくして、気持ちよく使えるようにするもの」と語る。ワイシャツなどでも、柔軟剤で仕上げてあると、着心地がサラッとするという。

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「ほかにも、静電気が起きにくくなりホコリや花粉の吸着を抑えたり、洗濯ジワがつきにくくなるといった効果もあるんですよ」

衣類が柔らかくなり、静電気も起きにくく、洗濯ジワもつきにくい? そんなバラバラな効果が一気に得られるなんて、いったいどんな仕組みなんだろう。

「柔軟剤の成分には、ひとつの分子の中に、水になじみやすい“親水基”と、油になじみやすい“親油基”を持った界面活性剤が入っています」

わかりやすくイメージするために、マッチ棒を連想してほしい。マッチ棒全体が界面活性剤の分子、火をつける円い部分が“親水基”、木の部分が“親油基”だ。

「柔軟剤に使われる界面活性剤の“親水基”は、プラスの電気を帯びています。一方で、繊維は濡れるとマイナスの電気を帯びます。このマイナスの電気がプラスの電気を引きつけて、“親水基”が繊維に吸着。すると、繊維の表面には“親油基”が飛び出て、油の膜ができた状態になります。油は滑りますよね。だから、繊維の摩擦抵抗が減少して、滑りがよくなる。その結果、洗濯物がふんわりとなめらかな仕上がりになるというわけです」

ちなみに、繊維にくっついた“親水基”は、繊維に生じる静電気を外に逃がす働きもしているという。さらに、摩擦が減ることで、洗濯物同士が絡まりにくくなり、洗濯ジワも減少するというわけだ。

「注意してほしいのは、柔軟剤は洗剤と同時に投入しないこと。洗剤の成分はマイナスの電気を帯びています。柔軟剤はプラス電気を帯びているので、互いの成分が結合して、本来の機能を発揮できなくなってしまうんです。柔軟剤を入れるのは、最後のすすぎのタイミング。すすぎの水に溶けた柔軟剤が繊維をコーティングすると考えて下さい」

実は、新品のタオルがフワフワなのは、油分でコーティングされているのが理由のひとつ。柔軟剤は、使い古した繊維をコーティングすることで、新品の心地よさを取り戻してくれる。しかも、新品のタオルは吸水性が低いが、柔軟剤ならば、容量を守れば吸水性も損なわないのだ。

柔軟剤の効果の多くは、摩擦抵抗の減少から生まれるということがわかったが、最近は、これらの基本性能に加え、大きなトレンドが生まれているという。それが、“抗菌防臭タイプ”の柔軟剤だ。

「昨年は、“高残香タイプ”と呼ばれる香りの強い柔軟剤がヒットしました。これは、自分にも周囲にも心地よい香りを漂わせるもの。今は周りに香りを気づかせるよりも、自分だけにふんわりと香っていい気分にしてくれるほのかに香るタイプへとトレンドが移っています。さらに、最新の柔軟剤は、香りを足すだけではなく、高いレベルでの防臭もできるようになっているんです」

それが、新しく開発された『ハミングファイン』。これまでも抗菌をうたう柔軟剤はあったが、本製品はニオイ菌に着目。洗ってから24時間ものあいだ、イヤな臭いの原因となるニオイ菌を増やさないことで、高い防臭性を実現したという。

24時間防臭効果が持続するなら、肌着やワイシャツに使えば、フワッとした柔らかな着心地だけでなく、気になる臭いも抑えられそう。手を拭いたハンカチが臭くなる悩みも解消できるし、自宅なら洗濯するまで、2回は使うバスタオルにも使いたい。

ニオイが気になる男子は、強い香りの柔軟剤を使うよりも、元のニオイを断ち切れる『ハミングファイン』がピッタリかもしれないぞ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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