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不安やイライラとの正しい付き合い方

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 不安やイライラ、誰もがこのような思いを抱くことはあるだろう。予期せぬ大きな出来事で、心を痛めることもある。
 このような不安はすっきりと晴らすことは難しいものだ。では、どのようにこの不安と付き合っていけばいいのだろうか。

 『大丈夫、あなたの心は必ず復活する』(橋本翔太/著、KADOKAWA/中経出版/刊)は、心の悩みに苦しみ続けたという著者の橋本氏が、その苦しい体験や、心理カウンセラーとしての多くの人の悩みに寄り添ってきた経験から、あえて不安と向き合わずに、上手に鎮静させる方法を紹介する一冊だ。

 不安との上手な付き合い方のスタートラインは、不安を自分の一部として、当然のものとして受け容れること。人である以上、不安を抱くことは変えられないことなんだと認めるのだ。大正時代に活躍した森田正馬氏は、森田療法という誠心療法を確立し、今でも国内、海外で高く評価されている。
 この療法の原則の1つが「できること」をおろそかにせず、「できないことは」は放っておくこと。つまり、「自分の努力で変えられること」「自分にはどうにも変えられないこと」を知り、何ができて、何ができないのか、まずはっきり認識するということだ。

 不安をはじめとしたネガティブな感情は、決して忌み嫌うものではなく、人生にコントラストを与え、そのおかげで喜びや幸せをはっきり認識することができる。そして、成長していくきっかけにもなる。
 不安は人間らしさを与え、人生に深みを与えてくれる側面もあることも知っておかなければならない。

 不安との正しい付き合い方は、不安を消すこと、不安をなくすことだと思われてきたが、そうではなく、不安に寄り添うこと。
 不安の役割を知り、その存在を認め、「変えられないもの」として、自分の大切な一部として受け入れることが、心の回復につながるのだ。

 なんでも頑張って変えようとしたり、無理にポジティブ思考で行動することをしなくてもいい。まずは受け入れること。無理をせずに心を復活させる方法を読むことのできる一冊だ。
(新刊JP編集部)



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