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一流アスリートのアルバイト時代

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昨季、MLBボストン・レッドソックスの守護神としてチームを世界一に導いた上原浩治。そんな彼にも、アルバイト時代があったのをご存じだろうか? それは19歳の浪人時代。予備校に通い、ジムで汗を流しつつ、空いた時間にはアルバイトも組み込んでいた。「少しでも家計の助けになればいい。そんな思いもあって、夜の工事現場で車を誘導する旗振りや引っ越し業者の運搬作業のアルバイトをした」(上原浩治著『不変』より)。この経験があったからこそ、代名詞の「雑草魂」につながる反骨心が芽生えたという。

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スポーツ界では他にも、大成する前にアルバイトに励んでいた例が多い。同じ野球界では、昨季ゴールデングラブ賞を受賞した広島カープの内野手・菊池涼介が、大学の4年間をパチンコ店でアルバイト。同じく、パチンコ店でアルバイトをしていたのがボクシング元世界王者の畑山隆則。畑山は、デビュー翌年には他のボクサーの2~3倍にあたる30万円のファイトマネーを得ていた人気選手。そんな男もアルバイトをしていたのだから、ボクシング界はなかなか厳しい世界である。

さらに、世界一に輝く過程でアルバイトをしていた例としては、サッカー女子代表・なでしこジャパンの面々がいる。いまや代表に欠かせない川澄奈穂美は大学時代の4年間、アサイードリンクバーでアルバイト。司令塔・宮間あやは温泉旅館で清掃のアルバイトをしながらリーグ戦に出場していた。

また、記憶に新しいソチ五輪。スキーハーフパイプ銅メダリストの小野塚彩那も、稲刈りなどのアルバイトで遠征費を稼いでいたというから、親近感が湧いて応援したくなる。

彼・彼女らは、一流になった後も初心を忘れず、挑戦する姿勢を保ち続けている点が何よりもカッコイイ。冒頭で挙げた上原は、原点である19歳の1年間を忘れないため、プロ入り後もずっと背番号「19」を背負っているという。アツいぜ、上原!
(オグマナオト)
(R25編集部)

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