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また生える?薄毛治療の未来予想図

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多くの男性が人知れず苦悩しているであろう“薄毛”。そんなボクらに希望を与えてくれるのが、薄毛治療の技術の進歩だ。例えば、昨年10月には米コロンビア大と英ダラム大が毛乳頭(毛根の根っこ)からの毛髪再生に成功。また、今年1月には米ペンシルベニア大学がIPS細胞から毛包(毛穴より下の部分)の作成に成功したという。こんなニュースを聞けば、薄毛の悩みが解決する日も近い? と期待したくなる。が、治療法としての実用化の可能性はどの程度あるのか。ルネッサンスクリニック新宿院の笠井敬一郎院長に聞いた。

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「いずれもひとことでいえば幹細胞を用いた毛髪再生、つまり何かと話題の“再生医療”です。今後の研究次第では期待できると思います。ただ、研究は基礎段階。マウスでの発毛に成功した大学もあるようですが、人への臨床実験もまだまだ。それに、毛髪培養に成功しても、植毛手術をしないと意味がない。かなりハードルの高い治療法になってしまいます。倫理的な問題もクリアしなければなりませんし、実用化には10年単位の時間が必要でしょう」

他にも、今年2月に近畿大学とリーブ21がブロッコリースプラウトエキスに育毛作用があると発表したが、どの成分が作用しているのかなど詳しいことはわかっておらず、実用段階には程遠いようだ。となると、フサフサ復活は儚い夢なのだろうか。

「いえ、薬などを使った薄毛治療の技術は確立されています。薬によって薄毛の原因となる男性ホルモンの変質を抑えることで進行を止める方法と、幹細胞に含まれる毛髪の成長因子を頭皮に浸透させ、休眠状態の毛根からの発毛を促す治療法が一般的です」

いずれも医学的に効果が立証され、国内でも導入されている。笠井院長に“薄毛まったなし”の診断を受けた筆者も、これらを利用しながら新しい研究の進展にも希望を託すとしましょうか。
(鼠入昌史/Office Ti+)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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