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「不注意」「多動性」「衝動性」が代表的な特性

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ケース1:Aさん(営業部・27歳)
ケアレスミスや遅刻、忘れ物が多く、上司や先輩からよく「注意力が足りない!」と怒られてしまうAさん。計画を立てるのが苦手で、デスク周りはいつも散らかっている。

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注意力が足りないのは、すぐに気が散ってしまうからで、自分としてもそこが悩みの種。子供のころからよくそれで叱られてきた。

この日も、出かける時間が迫っているのに、「そういや、このメール返してなかった」と、目の前のメールに気を取られて出かけることを忘れてしまう。その後、急いで会社を飛び出したが、約束の時間に大遅刻。相手先の会社に着いた時には先輩もカンカンで、また怒られてしまった。なんでこんなことが続くんだろう…?

ケース2:Bさん(情報システム部門・26歳)
システムエンジニアとして働くBさんは、じっとしているのが苦手で、思いついたらすぐに行動するタイプ。

今日もパソコンで作業をしていたが、長時間座っていることが苦手でそわそわして落ち着かず、気づけば激しく貧乏ゆすりをしていた。

また、この日は午後から社内会議があったが、上司が話をしている途中で、同僚に昼食の話をするという不用意発言。前にも上司に注意されたのに、この日も怒られてしまった。「気をつけなきゃ」といつも思っているんだけど…。

これらの症状に自分も思い当たる場合はどうすればいいのだろう? 山下院長に聞いた。

「彼らのように『気が散る』(不注意)、『落ち着かない』(多動性)、『思いついたらすぐに行動する』(衝動性)といった特性の頻度や程度が著しく、しかも子供のころからずっと続いている場合はADHDの可能性があります。仕事が上手くいかず、転職を繰り返したり、人間関係に悩みを持って、うつ状態になる場合もあり、そのような場合は併存症の治療も必要です。ADHDに気づかずにつらい思いをされている方もいれば、うまく適応して特性をいかしつつ活躍されている方もいます。ADHDの特性と上手く付き合っていくためには、まず「知ること」「気づくこと」が大切です。今は、ADHDを改善する薬も出ていますよ」

「ひょっとして…」と思ったら、まずはADHDのサイトなどでADHDの症状・特徴をきちんと理解し、お医者さんに相談してみよう。

監修:虎の門山下医院・山下喜弘院長

※ご紹介した症例は大人のADHDの代表的な症例をベースにした架空のケースになります。
※これらの症状がある場合、必ずしも大人のADHDということではありません。

(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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