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副作用のない薬はないって本当?

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風邪気味だと感じたら風邪薬を。食べ過ぎてしまった翌日には胃薬を。薬は僕らにとって非常に身近なものだ。

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しかし、そこで気になるのが「薬には必ず副作用がある」という噂である。そうでなくても、副作用とはなんだか得体が知れなくて恐ろしい言葉。これが事実なら、あまり薬に頼りすぎるのも考えものだが…。新宿ライフクリニックの須田隆興先生に確かめてみた。

「副作用とは簡単にいえば、“投与することによって発生する、本来の治療目的とは異なる作用”のことです。この定義に基づいていえば、取るに足らない程度の症状も含め、副作用のない薬はまず存在しません」

須田先生によれば、医薬品に含まれる有効成分の多くは、頭痛や腹痛、発熱など特定の症状にだけ効くというものではない。薬というのは僕らがイメージしている以上に、多くの作用を持っているものらしい。それらは健康上、害になり得るものもあれば、痛くもかゆくもないものまで様々だ。

「副作用の症状は、眠気や口内の渇きを覚える軽度のものや、抗癌剤のように重篤なものなど、薬によって異なります。身近なものでいえば、頭痛薬などとして使われる消炎鎮痛剤には、副作用として胃粘膜に負担をかけるタイプの薬があり、一緒に胃薬を処方されるケースもよくありますよね」

実際、薬に同梱されている添付書類には、よく読むと細かい文字で無数の副作用がびっしりと記載されている。これを精読したことのある人もあまりいないだろうが、薬そのものにアレルギー反応を起こすケースもあるそうだから、あながち軽視していいものでもなさそうだ。

「ただ、基本的には慎重に臨床試験を繰り返して商品化されているわけですから、抗がん剤など副作用が起きやすい前提のものは別として、一般的に外来で処方される薬剤を医師の指示に従って服用している分には、大きな問題が起こる可能性は低いでしょう」

薬は用法・用量を守って服用することが大切ということだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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