ソニーポイント数千円分を間違ってプレゼント! お詫びにそのまま贈呈

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メルマガや私信メールを誤って送信してしまい、あとからお詫びメールを送ったり送られたりすること。そんな経験はありませんか? メールの場合は間違ってしまっても、だいたいは謝れば済んで終わりです(もちろん上司や顧客から怒られるでしょうが)。しかし今回ソニーさんは、受け取る権利のない顧客に金券(買い物ができるポイント)を付与してしまったようです。このことに対して、ソニーさんは非常に適切な対応をメールにてしました。

事の顛末は次のとおり。「My VAIO Passプレミアム」メンバーでない客に対し、「My VAIO Passプレミアム」メンバーと同等のポイント付与率を適用してポイントを付与。その結果 “そのポイントをもらう権利のない人” が買い物できる状態になっていたのである。

このことについて、ソニーさんは寛大な処置をとった。なんと、間違って付与してしまったポイントをそのまま贈呈するというのだ。この不況のご時世になんとも太っ腹というか、顧客を大切にする対応である。そのことを伝えるソニーさんからのメール内容は以下のとおり。

<メールの内容>
「本メールは、弊社が誤ったソニーポイントを発行してしまったお客様にお送りしています。日頃よりVAIOをご利用いただきありがとうございます。こちらはMy VAIO事務局です。去るX月XX日にお客様のポイント通帳にお振込みさせていただきましたソニーポイントが、弊社の不手際により「My VAIO Passプレミアム」メンバーのポイントプレゼントの率を適用し、「My VAIO Passプレミアム」メンバーではないお客様に対して、ポイントの発行をしていたことが判明しました既にお気づきのお客様には混乱を与える事態となり、誠に申し訳ございません。今回誤って発行したソニーポイントは、そのままご利用いただければと思います」

内容は違えど、メーカーのミスで間違った価格が掲載されるなどの騒動が過去にも何件かあったが、そのほとんどの場合でメーカーは謝って終わりだった。ミスをしてしまったときこそ、メーカーの誠意ある対応が顧客や世間からのイメージを良くするチャンス。ソニーさんはそれを理解しているのかもしれない? 当編集部は、これからもそんなソニーさんに一生ついていくつもりだ。
 
 
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