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外国人が喜ぶ!意外な観光スポット

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2020年の東京五輪開催も決まり、訪日外国人観光客の増加が予測されている日本。もしあなたに外国人の友人ができて「日本を案内してほしい」と頼まれたら、どこに連れて行くだろう?

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築地市場?秋葉原?富士山? それともやはりテッパンは京都だろうか?
――そう考えるのが、一般的な日本人の感覚だろう。築地市場にはマグロ解体ショー目当ての外国人観光客が引きも切らずにやってくる。秋葉原にもお土産とオタクカルチャーを求めて訪れる人は多い。

「でも、それだけじゃないんです。彼らが喜ぶスポットや体験はもっと身近にたくさんあります」――そう語るのは、じゃらんリサーチセンター副センター長の横山幸代さん。

「確かに築地や秋葉原は人気スポットですし、東京-富士山-京都を巡る“ゴールデンルート”は日本観光の定番。でも、それは私たちが初めてイタリア旅行に行ったとき、ローマ-フィレンツェ-ベネツィアを駆け足で回るようなもの。一度は巡ってみても、二度目に訪れるとき、同じコースをたどるだけでは物足りなさを感じますよね。旅の醍醐味は、現地の人や異文化と触れ合うこと。その感覚は日本に訪れる外国人観光客も同じなんです」

そのキーワードともいえるのが「日本の生活文化体験」だ。庶民の暮らしこそが“観光資源”であり、日本へのリピーターを生み出す原動力になるという。

「たとえば食事。彼らは私たちが日常的に通うような寿司屋や居酒屋、ラーメン屋、焼肉屋なんかに連れて行くと、すごく喜ぶんです。従来の外国人向けツアーの場合、大型観光施設やホテルで食事をとるケースが多かったのですが、そういった場所で“団体客”として食事しても、日本人とは触れあえませんよね。それよりも、庶民が一杯やっている居酒屋で徳利を傾けて日本酒を初体験するほうが新鮮です。隣のテーブルで日本人が何を飲んでどんなつまみを食べているか――そういった生活文化にこそ“発見”があるんです」(横山さん)

横山さんがそう確信するようになったひとつのきっかけは、以前、タイで行った実証調査だという。経済成長目覚ましいタイやインドネシアからの訪日客は、ここ数年著しく伸びている。そこで、じゃらんリサーチセンターは、彼らの志向を探るべく「旅行先としての日本への関心」について調査を行ったのだ。

その結果、ここでも意外な関心事が浮かび上がってきた。彼らは、神社仏閣より「雪」や「紅葉」など「四季」を感じられる自然に興味をもっていたのだ。確かに、亜熱帯の国ではいずれも体験できない“非日常”。さらに日本のイチゴの美味しさに感激してイチゴ狩りに強い関心を示したという。

横山さんによると、欧米からの訪日客が「うんちく好き」なのに対し、アジアからの訪日客は「体験好き」なのだとか。実際にやってみて、深く身に沁みるような体験を好む人が多いという。上で紹介したタイの調査でも、「露天風呂」はもちろん、「足湯」や「砂湯」も“やってみたい”と好評だったとか。

2013年の訪日外国人旅行者は過去最高の1036万4000人に上った。そのうちアジアからの訪日客は7割を占める。2020年には2500万人もの訪日客が見込まれているが、仮に同シェアだとすると、アジアからの訪日客だけで1750万人。東京都の人口をはるかに上回る規模の旅行客が訪れるわけだ。

ならば、せっかく日本を訪れてくれた訪日客をいかにして「リピーター」にし、楽しんでお金を落として頂くか? そのカギを握るのは、外国人目線で日本の生活文化を再評価し、体験商品をプロデュースしていく「想像力」と「創造力」にありそうだ。
(目黒 淳)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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