ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

夫婦円満の秘訣は「ヨザル夫婦」?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

やぶからぼうな質問で恐縮だが、既婚男性の皆さん、夫婦仲は円満だろうか? リクルートのブライダル総研が全国の既婚者2000人に調査したところ、「満足している」と答えた人が全体で73.1%(男性76.8%、女性69.4%)と大半を占める。

【画像や図表を見る】

だが、筆者とその周りには離婚経験者や離婚間際の夫婦がゴロゴロいて、この結果とは一致しない。残念ながら筆者周辺は残り27%に属するようだ。

そこで気になるのが「夫婦円満の秘訣」だ。この手の調査ではたいてい「夫婦円満の秘訣=夫婦の会話量」ということになっている。だが筆者としては素直にうなずけない。会話量が多いから夫婦円満なのではなく、夫婦円満だから会話量が多いだけではないのか?

筆者なぞは良かれと思って口を開ければ、たいてい妻の不興を買う。家では静かにしているほうが夫婦円満なのである(たぶん筆者の性格に問題があるんだと思うが…)。

では、どうしたら「夫婦円満」でいられるのか? そのカギとなるのが「夫の育児参加」である。いわゆる「イクメン」というやつだが、「最近はさらに一歩進んだ『ヨザル夫婦』が増えている」と語るのは、ベビー&マタニティ事情に詳しい「赤すぐ」編集部だ。

同編集部によると、「ヨザル」とは「動物界のベストファーザー」ともいうべき存在。子どもの抱っこ&毛づくろいなど、「授乳」以外の子育ては父親が一手に引き受けるという。いわばイクメン界のMVPのような猿だ。なんとも献身的な…と思いきや、昨今、ヨザル(オス)のような男子が増加しているとか。

「彼らは育児参加が“献身的”なんて発想はなく、妻と2人で“チーム育児”をするのが当たり前。むしろ育児するのは楽しみであり、“育児しないなんてもったいない”という価値観なんです」(同編集部)

こうした変化の背景には、この20年ほど、会社員の給与が減り続けていることがある。

厚生労働省が発表した2013年の毎月勤労統計調査によると、基本給と残業代、賞与などを合計した「現金給与総額」の1人当たり月平均は31万4150円。ピークだった97年の37万1000円から約15年で15%も落ち込んでいる。加えて、“年齢が上がっても給料が上がらない時代”へとシフトチェンジも進んでいる。

これでは、かつてのように「夫が稼ぎ、妻が家庭を守る」という専業主婦世帯は苦しくなる一方。家計を考えれば、「共働き」のほうが合理的だ。実際、総務省の労働力調査でも、共働き世帯数は1996年を境に専業主婦世帯数を逆転し、その後もほぼ右肩上がりで増え続けている。

こうした変化を背景に、「(女性は)子どもができても、ずっと職業を続けるほうがよい」と考える人が男女とも増え続けている。加えて、20~30代の男性には、「仕事」よりも「家庭」を重視する人が多い。つまり、この20年で「ヨザル夫婦」出現の素地ができあがってきたのだ。

ちなみに、東レ経営研究所の調査によると、妻の夫に対する「愛情曲線」は結婚直後がピーク、出産直後が底辺であることがわかる。この「愛情曲線」は、夫が育児に参加した場合は回復していくが、育児参加がないと低迷したまま。やはり今どきの「夫婦円満の秘訣」は「ヨザル夫婦」にあるようだ。
(目黒 淳)
(R25編集部)

夫婦円満の秘訣は「ヨザル夫婦」?はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

(web R25)記事関連リンク
居酒屋の「ファミレス化」が進行中
イクメンのお風呂事情と「浴育」
アリ?ナシ?バツイチ男性との恋愛
妻が羨む「他人の夫」TOP10
R25をオフラインで読める無料アプリ(外部サイト)

カテゴリー : 未分類 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP