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三重県紀北町でとれるカキを使った名物料理「カキすし」

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2月27日の「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系、毎週木曜午後9時)では、「秘密のごちそう」として三重県紀北町で食べられているすしを取り上げ、同町の海鮮料理店「一冨士」を紹介した。

 三重県屈指の漁師町でもある紀北町では、昔ながらの冬のごちそうとして、カキを使った握りすし「カキずし」が愛されている。握りのネタは生ガキではなく、甘辛く煮たカキ。同町・白石湖で養殖されている「渡利牡蠣」を使う。リアス式の熊野灘と山に囲まれた白石湖は、海水と淡水が混じり合った栄養豊富な水質であることから、小ぶりながらクセのないうまみを持つ「渡利牡蠣」ができるのだという。漁場が小さく、ほとんどが地元で消費されている。町内の人気料理店「一冨士」でも、冬場は大半の利用客が「カキずし」を注文していた。みりん、砂糖、しょうゆで甘辛く煮たカキは、ワサビではなく、洋ガラシを塗ったしゃりに乗せて握る。「一冨士」の店主は、冷凍技術がなかった時代、豊富にとれる「渡利牡蠣」を煮込んで保存食にしたのがルーツで、「正月などのめでたい日に食べられてきた」と語った。当時は入手が難しかったワサビの代わりに、手に入りやすかったカラシを使ったのではないかともいわれている。

 スタジオで試食した出演者も「おいしい!」と絶賛し、俳優・高橋英樹さんは「ちょっと甘めな味つけの中にカラシが合うんですよ、ピリッと」とコメント。お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の2人は、「(自分たちが観光大使を務めている)宮城県・松島でも、ぜひ作ってほしい」と話した。

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