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先月29日、総務省はMVNO(仮想移動体通信事業者)向けの回線接続料を半減する改正案を発表した。MVNOとは、移動体回線網を持たず、他社から通信インフラを借りることでサービスを提供する事業者のことだ。

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MVNOのサービスは、1日に利用できるデータ上限や速度上限こそあるが、月額1000円以下など、従来の携帯通信会社よりも安価な通信料で利用できるのが強み。冒頭改正案は、MVNOが携帯事業者などから借り受けている回線の接続料を半減するというもの。その恩恵の還元によって、良質・より安価なサービスが登場する可能性が高まったということだ。

やはり、スマホの通信料は高額と感じる人は多いのか、MVNO SIMを利用する人は増えているという。しかし、心配なのは速度やデータ通信量上限。国内携帯事業者が提供するデータ通信速度は(下り)100Mbps超えが主流。MVNOは100~200kbpsという低速回線も多い。1日のデータ通信量の上限が決まっているサービスもある。どんな人に向いているだろう、やはりスマホをバリバリ使いこなす人向け?

■ ライトユーザーこそ恩恵が大きい

「もちろん、スマホやタブレットなど、端末複数台持ち歩きバリバリ使いこなすような人にはおススメですね。しかし、例えば『スマホを買ったものの、ほとんどLINEしかしない』『dropboxやGoogle Driveなどに代表されるクラウドサービスを利用しない』というライトユーザーの方もメリットが大きいかもしれません」

そう話すのは、ITジャーナリストの三上洋氏。100~200kbpsで動画コンテンツなどを堪能するのは厳しいが、LINEのトーク機能(メッセージサービス)程度であれば十分対応できるとのこと。自宅に眠っている、以前利用していた機種をSIMロック解除し、導入するとさらに月々のスマホ料金を安くできると三上氏。前述のように、“実はそこまでスマホを使いこなさないかも…”という人なら、数世代前のスマホでも問題なく使える。機種の残債を毎月払わなくて良いのだ。

■ で…、実際の使い心地は?

実際の使い心地はどうなのか、さっそく試してみることにした。筆者が今回選んだのは、「OCNモバイルONEプリペイド」。決め手は2つ、(1)NTTドコモの通信網が利用でき、通信速度が最大(下り)150Mbpsと高速であること。(2)事前払いのプリペイド式で30日間と利用日数が決まっているため、この手のサービスでありがちな「(使い始めてから)失敗したかも…」という時の煩わしい解約手続きが不要なこと。ローソンで買える気軽さも良い。

筆者の場合、LINEやFacebookを通じて仕事のやり取りすることも多いのだが、特にストレスを感じることなく利用できた。パズルゲームなど、大きなデータのやり取りが発生しない内容ならば問題なさそうだ。メールの受信についても問題ないが、画像やpdfといった添付ファイルのやり取りが多い身としては、ファイルサイズにドキドキしてしまう。結局、この日はその後大きなデータのやり取りは少なく、同サービスの30MB/日の制限内で済んだため「ほっ…」と一安心。が、考えてみれば大きなデータのやり取りを行う際は出先のWi-Fi環境を利用すればよかったのだ。

ちなみに、30MB/日の制限を超えても、200kbpsでの利用は可能なので、ニュースの閲覧やSNS程度ならストレスを感じることなく使える。また、24時を過ぎれば使用データ通信量はリセットされ速度も戻る。通勤途中や移動時間などの隙間のみ利用し、職場や自宅では極力Wi-Fiに切り替えるという利用法が正解だろう。スマホでデータのやり取りが多くないなら、格安SIMでお得なスマホライフを実現できそうだ。(鈴木大介/考務店)
(R25編集部)

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