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シェフはNG?フードポルノに賛否

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AFPが、「フランスでは、ミシュランガイドに名を連ねる店のシェフたちが、スマートフォンで料理の写真を撮る客にうんざりしている」ことを伝え、日本のネットユーザーの間でも話題になっている。

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さすがは“食の都”フランスならではというべきか。うんざりしているというシェフの言い分は、「撮影している間に、食べてほしいベストなタイミングが失われる」「撮影された写真の多くは、自分たちの仕事を見せるのに最適とは言いがたい」というもの。宣伝になるなど歓迎するシェフもいるというが、写真を撮りSNSなどに投稿する行為は「フードポルノ」と揶揄され、多くのシェフは反対意見だという。この記事がYahoo!ニュースに配信されると、コメント欄には様々な意見が書き込まれた。

Facebookから書き込まれたコメントでは

「つい写真を撮ってしまう。
マナー違反という気持ちは全くなかったけど、確かに温かい料理は温かいうちに食べるのがいいと思う。度の過ぎた写真は撮影は良くないけど、なんか素敵な料理は撮影しておきたいなぁ」(原文ママ)

という声のほか、

「自分が客の時、となりでカシャカシャされたら不快です」
「時と場を考えて、状況に合わせ店の人に許可を貰ってからにして欲しいよね」

など、“店vs.客”以外に、“客vs.客”の問題をはらんでいるという指摘も。

気軽に写真などを投稿できるツイッター上では、「よくやっちゃいます(^^)→」「ごめんなさい」など、“身に覚えがある”という声が相次ぎ、なかには「…状況による、か。星付きとかで撮影に熱心ってのはまぁみっともないが先に立つかな」と、お店の雰囲気に合わせるべきとする人も。

2ちゃんねるのスレッド「仏シェフ『レストランで料理の写真撮ってSNSにあげるやつらって何なの?フード・ポルノやめろ!』」では、やはり他の客からすると不愉快という声があがったが、一方で

「食べたらすぐなくなっちゃうだろ。写真に残して何が悪い。
料理が冷めるまで撮影してるバカなんていねーよw」
「ちょっと撮るくらいなら別にいいと思うけど、パシャパシャ何度も撮り直して中々手を付けない人は流石にどうかとは思う」
「写真とるだけならいいだろ、SNSは後からやればいいし」

など、撮影擁護派の意見も多い。

この問題は世界共通のようで、2013年には、アメリカ・ニューヨークの一部レストランで「料理の写真撮影厳禁」の動きがあることが報じられていた。日本では、マナーについて議論が交わされるほか、“著作権”について気になるという声がしばしばあがる。これについては、知財の重要性の認知度を高めるためのサイト「日経BP知財AWARENESS」で、西村あさひ法律事務所弁護士の洲桃 麻由子氏が、「レストラン側の許可を得ずに料理の写真を撮って記事に掲載しても、(基本的には)著作権侵害行為とはならない」と回答している。ただし、「レストラン側の意向に反する度が過ぎた撮影は、営業妨害に当たる可能性がある」という。

立場、店、状況によってさまざまな考え方があるが、店側としてどうしても撮影されるのがイヤなら、観光地の仏像や映画館、美術館よろしく「撮影禁止」にするしかない。すでにSNSへの投稿も含めて禁止にしている飲食店もあり、携帯電話の通話に加え、店内では撮影お断り――という店が、今後増えていくのかも。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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