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メダル噛み是非 為末「選手の自由」

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現在開催中のソチ五輪では、18日にも日本チームがスキージャンプ団体で銅メダルを獲得。日本中が歓喜の渦に包まれている。オリンピックでメダルを獲得した選手のお決まりのポーズが“メダル噛み”だが、ネット上ではこのポーズの是非を問う議論が発生。過去3回オリンピックに出場した為末大も議論に参戦する事態となっている。

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議論の発端となったのは、JOC(日本オリンピック委員会)会長の竹田恆和氏の息子で慶應大学講師の竹田恒泰氏が、ツイッターで「メダルは噛むな。品がない上に、メダルを屈辱することになる」(原文ママ)とツイートしたこと。13日には、ノルディック複合で銀メダルを獲得した渡部暁斗選手が、メダル授与式の前にチームの監督から「メダル噛むな」と指示されていたことを明かし、にわかに議論が活発化した。なお、その後竹田恒泰氏は、前述のツイートと今回の指示との関係性を否定している。

メダル噛みに関しては、以前からその意味を問う意見があった。過去のメダリストを振り返ると対応は様々で、個々人の判断にゆだねられていたと推測される。例えば、1996年アトランタ五輪柔道で金メダルを獲得した野村忠宏選手や、2000年シドニー五輪で金メダルを獲得した高橋尚子選手が、笑顔で金メダルを噛む姿が印象に残っている人も多いだろう。一方、2006年トリノ五輪女子フィギュアで金メダルを獲得した荒川静香選手は、キスをするにとどめている。

しかし、アスリート本人ではなく、上からの指示でメダル噛みが禁止されたという事実に、賛否の声が登場した。ツイッターを見ると、

「『メダルを噛むな』って、当たり前だよ!」
「選手の勝手じゃんって意見が多いけど、やっぱり大会や負けていった選手に対して失礼だと思うよ」
「あのパフォーマンスは汚いと思うし、はっきり言って訳分からない」

と、メダル噛みを否定する声があがる一方、

「誰かメダルをかむことが侮辱につながることを一般人にもわかるようにロジカルに説明してください」
「選手が獲得した物は選手が好きにしたらいい」

と、「選手に任せるべき」という意見も登場。また、

「むしろそういうポーズをリクエストするのはメディア側なんだからそっちに注意すべきかと」
「メダルを噛んだ絵を取ろうとする意味が分かりません」

など、ポーズを要求するマスコミ側を問題視する意見も少なくない。

15日には、400メートルハードル代表として3度五輪に出場した為末大氏も議論に参戦し、「選手のメダルですし選手の思う通りにすればいいだけで、外から強制する事ではないと僕は思います」と、私見を述べた。為末氏は、メダル噛み否定派からの声に「ご自身が取られた時は、そうなさればいいと思いますよ」と返答。なお、為末氏によれば、メダル噛みを要求するのは日本のマスコミだけでなく、海外メディアからも同様の要求があるそうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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