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春の「梅見デート」お薦めスポット

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冬が過ぎれば、春。お花見シーズンの到来だ。お花見といえば、「桜」のイメージが強いが、実は「桜」だけではない。そう。全国各地には、桜に先駆けて2~3月早々に見ごろを迎える「梅」の名所が点在しているのだ。

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一方で、そんな「梅」に災難が訪れているのをご存じだろうか。実は2009年に東京都青梅市で、日本国内で初となる「ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)」が発生し、2013年の調査では8都府県で感染が確認されている。「ウメ輪紋ウイルス」とは、1915年にブルガリアで発見された梅や桃などに感染するウイルスで、現在、世界中で発生中。これに感染した梅は葉や果実に輪紋や斑点が出てしまい、欧米では桃などの収穫量や商品価値が落ちる被害が生じているという。人に感染することはないので、お花見はもちろん、果実を食べても健康への影響はないが、日本の果樹に被害が出ないよう、このウイルスの根絶に向け、感染が確認された果樹園や苗の生産地、公園では、梅の伐採などの防除策が講じられている。梅の名所として知られる「青梅市梅の公園」でも、2013年の調査で新たに39本が感染しており、今年の観梅シーズン終了後に全体の4割にあたる500本ほどが伐採されるという報道もあった。つまり、農業だけでなく、観光業への影響も心配されている困ったウイルスなのだ。

今後「ウメ輪紋ウイルス」の拡大で全国の梅林が打撃を受け、「梅見デート」ができなくなってしまうのだろうか。

「現在のところ、その心配はありません。まず、基本的な認識として『ウメ輪紋ウイルス』の感染が拡大しているという事実はありません。たしかに2013年度の調査でも新たな感染地域が確認されましたが、これはウイルスの潜伏期間が3年あることによる時間的な差が大きな理由。現在、国としても早期の防除対策でウイルスの根絶を目指しており、十分な手応えを感じています」(農林水産省・植物防疫課)

同省の調査によると、2009年に感染が確認された神奈川県で、すでにウイルスの根絶が確認されている。今後も防除対策が奏功すれば、全国から梅林が消えてしまうことはなさそうだ。ほっ。

さて、ではあらためてこの春どこへ「梅見デート」に行くべきなのか。その筆頭が、前述の「青梅市梅の公園」だろう。残念ながら今シーズン後には多くの梅が伐採される予定のため、現在のような梅林は、しばらくは見られなくなる。ウイルスの被害を受けた青梅を元気づける意味でも、今、見ておくべきスポットというわけだ。

このほか、梅の名所として名高いのが、兼六園(石川県)、後楽園(岡山県)と並び日本三名園のひとつに数えられる茨城県水戸市の「偕楽園」。ここには、約110品種・3000本以上の梅が植えられており、2月20日~3月31日には「水戸の梅まつり」が開催される予定だ。また、神奈川県湯河原町の「幕山公園」は、約4000本もの紅梅と白梅が咲き誇る場所。2月8日~3月16日には恒例の観梅イベント「梅の宴」が開催。3月1日~9日には夜間のライトアップも行われ、ひときわロマンチックな雰囲気だ。

さらに関東では、埼玉県越生(おごせ)町の「越生梅林」や東京都文京区の「湯島天神」、静岡県熱海市の「熱海梅園」などが有名。関西では、京都府京都市「北野天満宮」や大阪府大阪市の「大阪城梅林」などが梅の名所として知られている。

これらの梅見スポットでは、野点茶会など、純和風のイベントが行われるケースも多い。定番の「桜」ではなく、あえて「梅」を見に行くというちょっと大人な初春デートに出かけてみてはいかがだろうか?

(吉原徹/サグレス)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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