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元気で活動的な“新老人”5つのタイプ

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元気で活動的な“新老人”5つのタイプ
 日本の人口1億2000万人のうち、65歳以上は3000万人を超えている。4人に1人が65歳以上の高齢者という時代だ。
 しかし、ひと昔前とは状況が違ってきている。昔に比べ、元気な老人が増えているのだ。グループでウォーキングや一眼レフで撮影を楽しむ年配の人々を街で見かけることが多い。さらには現役で働いている人、社気活動を行っている人、趣味を楽しんでいる人、生き方はさまざまだが、体力、気力、能力も衰えず、新しいタイプの老人が増えている。

 『新老人の思想』(五木寛之/刊、幻冬舎/刊)では、「若年層に頼らない」「相互扶助は同世代で」「単独死を悲劇としない」など、老人階級の自立と独立を作家・五木寛之氏が説く。

 以前だったらとっくにリタイアしているはずの老人たちが元気だ。かつての高齢者、いわゆる“ご老人タイプ”ではなく、まったく違ったイメージの老人たちが登場してきたのだ。ひと昔前、新人類とよばれた若者世代が注目を集めていたことにならって、五木氏は「新老人」とよんでいる。
 65歳あたりから老人として、現実に65歳の人に老人の実感はあるのか。ある人もいるし、まったくない人もいるだろう。新老人というのは、自分にその実感がないのに機械的に老人扱いされるグループの反抗なのではないかと五木氏は語り、それらの人々を5つのグループに区分けしている。

タイプA 肩書き志向形
 定年で退職したあとも、いろいろなことにかかわって、さまざまな肩書きをもつ人々のことだ。60歳を過ぎ、会社を辞めると大多数は“ふつうの人”になってしまう。名刺の肩書がなくなり、無名であることに慣れることができる人と、一介の個人になりきれない人がいる。後者の人がトライするのが、一種の社会活動で、有能な人ほどいろいろな肩書きを押しつけられることがある。

タイプB モノ志向型
 ある年齢に達して、突然、物欲に目覚める人々がこのタイプだ。よくあるのは一眼レフのカメラを買うタイプだと五木氏。他にも高価なギターや、時計、車というケースも多い。

タイプC 若年志向型
 流行のファッションに敏感なタイプ。あくまで時代に合わせて生きようとする人々である。

タイプD 先端技術志向型
 パソコンに挑戦し、いまや達人の域に達する人である。常時、スマートフォン2、3台を所持、あらゆる場面で驚嘆すべき技を披露したりもする。

タイプE 放浪志向型
 たとえば山頭火、映画の寅さんを夢見る自由人である。妻や子供たちとは別行動で、デイパックを背負って、よく旅をしている。

 こうしたいくつかのグループに分けたのは、一種の遊びにすぎないと五木氏はいうが、不満と反抗のエネルギーが新老人層にふくれあがっていることはたしかなことだ。

 今は若くても、いずれ誰もが年老いていく。できれば会社を辞めた後も元気に過ごしたいものだ。人から老人と見られる年齢になったとき、どう生きるのか。考えさせられる一冊だ。
(新刊JP編集部)



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