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写真超えのリアル!写実絵画の驚異

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「ホントにこれが絵?」ーまるで写真のように見える絵が注目を集めている。対象物を見たままに描く「写実絵画」と呼ばれる作品で、千葉のホキ美術館で展示されているもの。

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「ホキ美術館は日本初の写実絵画専門美術館で、約160点を展示しています。世界にも、写実絵画だけの施設はあまりないんです」

とは、東京藝術大学客員教授の安田茂美さん。ホキ美術館の広報も担当している。この美術館では現在、開館3周年を記念して「新 私の代表作展」(5月18日まで)が開催中だ。

「日本を代表する写実作家14人に、この作品展のために書き下ろしてもらった作品を展示しています。すべて100号以上の大作なので、目の前にするとその迫力に圧倒されます」

100号以上というと1.5平方メートル以上のキャンバス。写実絵画は写真と見間違うほど精巧に描かれているが、絵ならではの魅力とは?

「三次元のものを二次元に表す点では同じですが、写真は単眼なので、1カ所に焦点が当たると周囲がぼやけてしまいます。絵画は人間の二眼の目で見たものを描くので、すべてに焦点が当たり、より立体感が生まれるのです。また、一瞬で撮影できる写真に比べ、絵画は1つ仕上げるのに何カ月もかかります。写真にはないアナログな工程を知るとさらに感動するはず。映像や印刷物だと色の再現度が限られますが、絵の具を塗り重ねる絵画では、自然の色合いに近づけられるのも魅力です。実際に生で見てもらいたいですね」

いわれてみれば、写真では感じられない奥行きがある。そんな写実絵画の今後は?

「日本には細密画を得意とする作家が多いので、さらに注目されると思います。ホキ美術館では若手育成のため、『第1回ホキ美術館大賞』(5月18日まで)を開催し、入選作品も展示しています」

ひと目見ただけで何が描いてあるかわかる写実絵画は、アート初心者でも入りやすそう。ぜひ生で体感してみて!
(有竹亮介/verb)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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