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首都高速大橋ジャンクションを探検して来た!おまけもあるよ!

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ecoエコと、ちょっとした病気であるかのようにどいつもこいつも呟いている最近ですが、これまで名作と呼ばれていたアニメーションやSF小説の多くは「絶対的科学によって生活が保証されている人々」が主流でした。21世紀の世界は、街に建つビルは雲を超える高層ビル。ガラスのチューブの中をリニアモーターカー。上空にはエアカーが飛び交い、海上には宇宙ステーションとの定期便の為の宇宙港があったものです。いつの間にか現実は想像の時代を追い越しましたが、未だ空を支配してるのは羽か翼が付いてる連中ばかりでした。何が世界に足りなかったのでしょう。

さすがの田舎出身の僕でも妄想は自由ですが無茶も判っていましたので、そんなSFを9割9分引きにした上で東京に持っていたイメージは、新宿副都心レベルの高層ビル(田舎者は高層ビルというとそれしか知りません)と、ニョキニョキ生えているその合間を縫うように走るハイウェイでした。「惑星ソラリスとかいうソ連の小難しいSF映画には未来のイメージとして首都高が使われてるらしいで!」「さすが東京さんやで!」という会話も田舎のSF小僧の間では合い言葉レベルになる位で、早い話、九州の温泉天国が故郷の僕にとっては“首都高速道路”ってのはある意味マジックワードというか、憧れと妄想が入り交じった未来を象徴する素晴らしいストラクチャーであったわけです。

と延々首都高への愛を述べてきましたが、それもこれもホワイトディが1週間後に迫った3月7日の日曜日、3年近い工期を経て遂に完成に近づいた大橋ジャンクションのイベント『山手トンネルウォーク』に行って来たからなのです!トンネルというと“地下”というイメージがありますが、今回は高架の首都高速3号線と地下の首都高速中央環状線のおよそ70mの高低差を接続する都市型巨大ジャンクション“大橋ジャンクション”のループ状になっている内部をテクテクと歩いて見学というコースです。

起点は地上から最上部(つまり首都高速3号線との合流部分)までくるくる上がって鮮やかにUターン、再び入り口前を通って今度は首都高速中央環状線(通称山手トンネル)との接合部までくるくる行って再びUターン後に出口という結構な距離を歩くわけですが、3月28日の開通後はもうこの足で歩くことは出来ない(出来た時は死にかけてる大変な時)と考えると感慨もひとしお思いも複雑、アスファルトにキスの一つや二つもしちゃってもおかしくないほどの興奮状態でした。

東京やその周辺の地下には人知れず巨大な人工地下空間がいくつも建築されており、それらは定期的に見学会等が催されて中を見ることが出来る場合もあります。日比谷公園を囲むように深さ40mの地下に作られた“日比谷共同溝”、首都圏を洪水の危機から守るために作られた深さ50mに存在する恐るべき神殿“首都圏外郭放水路”等々、素晴らしい魅力に満ちた空間ばかりです。今回の大橋ジャンクションは地下空間というわけではありませんが、国立競技場よりも大きい175m×130mという超巨大コンクリート建築物は他の地下建築物にまったく劣ることのない堂々とした存在感を示しています。

大橋ジャンクションは渋谷から東急田園都市線に乗って一駅目の池尻大橋駅下車、東口から徒歩3分程度で到着することが出来ます。バスなら大橋というバス停で目の前に到着!すぐにその勇姿を眺めることが可能です。残念ながらもう見学会は終了していますので中に入ったり見学することは出来ませんが、外から眺めるだけでもその迫力は十分伝わって来るでしょう。「僕、大きくなったらいつかは大橋ジャンクションになるんだ!」そんな子供の憧れの声が聞こえてくるようです。

大橋ジャンクションを見に行ったら必ず立ち寄りたい場所、それは三宿・大橋エリアを代表するラーメンの名店「支那そば 八雲」です。醤油の香ばしい香りが嬉しい「黒」はトラディショナルな醤油ラーメン、鶏ガラと魚介の味が引き立つ「白」は塩を感じさせる白醤油仕立て。そこに本格的に焼いたチャーシューとピンとしたメンマ、そして関東らしく白ネギがたっぷりと盛られます。でも八雲はここからが本番、豚肉がたっぷり詰まった肉ワンタンか、プリプリで舌が喜ぶ海老ワンタンをチョイスすることが出来ます。どっちにするか悩んじゃうなら半々3個づつワンタンが載る「特製ワンタン」を選べば間違いありません。小さな寸胴を使って少しずつ丁寧に仕上げられたスープも格別、最近流行のこってり系とは一線を画す旨味とさっぱり感が、逆に新しくも美味しい素敵なラーメンに仕上がっています。
そして八雲にはつけ麺も準備されています。これがまた素晴らしい。ワンタン付きのつけ麺を頼めば、漬け汁とは別に醤油たれを入れずにスープだけを張った丼にワンタンを入れて供してくれるので、色々と組み合わせて味を楽しむことが出来ることも出来たりもするわけです。美味しいものを食べると幸せになれる、そんな当たり前のことを今更ながら思い出させてくれるお店、それが八雲でした。

大橋ジャンクションに行ったらその帰りに八雲。いやもしかしたら八雲に行ったらその帰りに大橋ジャンクション。渋谷と三宿に挟まれて猛烈地味空間だった大橋にもいよいよ時代のトレンドが迫ってきました。平成22年は大橋の時代です。今週末のホワイトディ、大切な人と大橋に行くのもいいかもしれませんね。

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