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机が汚いと「社畜」なのか? 「できるヤツほど机汚い」の声も

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整理ができるかどうか、机が綺麗かどうかは、仕事の出来不出来に直結すると言われる。モノがなくなったり、資料を探す時間がムダになったり…。机は整理整頓されているに越したことはない、というのは通説だ。

しかし著名な起業家の中には、煩雑で散らかっている机で日々作業している人も多い。また、日々業務に追われるサラリーマンの中にも、机を整理するヒマがあったら仕事を先に片付けたい、という人も…。

書類のありか「だいたいつかめている」
都内の中小企業に勤める男性(27)は、連日深夜まで営業や提案書作成に追われる。多数の案件を抱えているため、机は常に資料で埋まっている。

ただ基本的には、彼の中でどの案件の資料がどこにあって、次の仕事に必要な書類はどこにあるか、「だいたい」はつかめているという。

「『あの資料どこへやったっけ』ということもたまにはあります。でも最近はほとんどがデジタル化されていますから、万一なくしてもまた出力し直せばいいことですよね」

以前に開催された社内イベントで、この男性は「社内で机が汚い人ランキング」の堂々1位に輝いたという。それでも、机を整理して仕事をする気はない。

「というか、そんなヒマありませんよ。整理するくらいなら睡眠時間に当てたほうがマシです。ウチの会社はとにかく業務量が多いし、できるヤツに仕事が集まってくる。ウチの会社で机が汚い人は、みんな『できるヤツ』です」

その結果、会社にいる時間も長くなり、友人らからはすっかり「社畜」呼ばわりだという。

仕事術などの書籍が多い美崎栄一郎さんも、会社員は机を綺麗にするために会社に通っているわけではないと言う。漫然と出社している人の机が綺麗なのは当たり前だとし、

「気付けば机がぐちゃぐちゃになっていることは、価値を生み出そうと必死に闘っていることです」

と、机の汚いサラリーマンを擁護している。

パソコンを放置したら「ナメてんのか」
ただ、そうした状況に目を光らせているのが、情報やシステムを管理する側の人たちだ。最近では、プライバシーマークなど、すべての情報に関する管理が厳しくなっている。

「パソコンを机の上において帰ったら、翌日『おまえ、ナメてんのか』と恫喝され、会議室に呼び出されました。危うく始末書を書かされるところでしたよ」

と話すのは、編集部に勤めていた経験のある男性(28)だ。他の編集者も同様に、机の煩雑な人が多いため、ついパソコンを置きっぱなしにしていたところ、見せしめ的に吊るしあげられたという。

IT企業に勤める情報セキュリティ責任者の女性(31)は、常々社員の机に目を光らせているという。

「ルール上、盗まれて悪用されるものを放置していることは望ましくありません。個人情報が書いてあるものは言語道断ですし、提案書などビジネスを扱うための情報を机に置きっぱなしにしているのも問題があります」

ただ、ユニクロの柳井社長も尊敬するという米ITTの元CEOハロルド・ジェニーン氏の著書「プロフェッショナル・マネジャー」の中で、水準以上に仕事をしている人が、机を綺麗に保てるわけがないと綴っている。

だが、ハロルド氏には他の人々に「権限委譲をしない」というクセがあった。机が汚くても仕事ができるのは、彼の並外れた処理能力の賜物なのだろうか。

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