ミュージシャン/プロデューサーの佐久間正英が1月16日に死去

access_time create folderエンタメ

 

 

ミュージシャン/音楽プロデューサーとして活躍した佐久間正英が1月16日に死去したことがあきらかとなった。享年61歳。昨日1月20日に佐久間のTwitterアカウントにて、彼の息子の音哉が発表した。

昨年8月に末期のスキルス胃がんであることを公表し、自ら〈Last Days〉と名づけたプロジェクトに取り組んでいた佐久間。彼は1月15日の夜に容態が急変し、16日2:27にそのまま静かに息を引き取ったという。本人の遺志に従い葬儀は近親者のみで密葬として執り行われたとのこと。

52年3月に東京で生まれた佐久間は、75年に伝説的ロック・バンドの四人囃子にベーシストとして加入。作・編曲家やスタジオ・ミュージシャンとしても活動し、78年にはPLASTICSにも参加。80年代の中盤以降はプロデューサーとしての仕事が多くなり、BOØWY、GLAY、JUDY AND MARY、エレファントカシマシ、黒夢、くるりなどさまざまなアーティストの楽曲を手掛け、日本のロック/ポップス・シーンに大きな影響を与えてきた。ソロや自身が参加するグループでも多くの作品をリリースしている。

 

『SAKUMA DROPS』ジャケット画像

 

なお、3月5日には佐久間が関わった楽曲をコンパイルしたアルバム『SAKUMA DROPS』が発売に。こちらは大ヒット・ナンバーから70~80年代の名曲、現在は入手困難な音源まで計34曲を2枚のCDに収録したアイテムで、Disc-2のラストには佐久間本人が作詞/作曲/プロデュース/ギターとベースの演奏を担当し、音哉もキーボードで参加した新曲“Last Days”が収められる。全収録曲は下記の通り。

 

〈Various Artists 『SAKUMA DROPS』収録予定曲〉
【Disc-1】
1. BOOWY “Dreamin’”
2. THE STREET SLIDERS “Angel Duster”
3. UP-BEAT “KISS IN THE MOONLIGHT”
4. THE BLUE HEARTS “キスしてほしい(トゥー・トゥー・トゥー)”
5. dip in the pool “Miracle Play 天使が降る夜”
6. 氷室京介 “SUMMER GAME”
7. 筋肉少女帯 “暴いておやりよ ドルバッキー”
8. SCANCH “12月はいつもレイン”
9.  黒夢 “feminism”
10. JUDY AND MARY “そばかす”
11. エレファントカシマシ “今宵の月のように”
12. GLAY “HOWEVER”
13. くるり “東京”
14. NiNa “Happy Tomorrow”
15. The d.e.p “Mr.No Problem”
16. 175R “空に唄えば”
17. N’夙川BOYS “プラネットマジック”

【Disc-2】
1. 遠藤賢司 “東京ワッショイ”
2. P-MODEL “美術館で会った人だろ”
3. PLASTICS “COPY (’79 UK VERSION)”
4. SKIN “ヴァージン・コンプレックス”
5. はる “むらさき”
6. RAZZ MA TAZZ “Private Eyes”
7. 早川義夫 “ひまわりの花”
8. エレキブラン “なんかいいこと”
9. ROBOTS “コイビト”
10. CURIO “君に触れるだけで”
11. BY-SEXUAL “DEEP KISS”
12. PIERROT “壊れていくこの世界で”
13. cune “クローバー”
14. オーノキヨフミ “ショッキングエクスプレス”
15. 雅-miyabi- “陽の光さえ届かないこの場所で feat.SUGIZO”
16. ウラニーノ “ダンボールに囲まれて”
17. Masahide Sakuma “Last Days”

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. ミュージシャン/プロデューサーの佐久間正英が1月16日に死去
access_time create folderエンタメ

タワーレコード

TOWER RECORDS ONLINE - news

ウェブサイト: http://tower.jp/music_top/

TwitterID: TOWER_MusicNews

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。