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死に至りかねない虫歯のリスク

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大人になると、日々の仕事にかまけて歯科検診を怠りがち。でも、末永く美味しい食事を楽しむためにも歯は大切にしておきたいし、何より一度虫歯になったら治療に手間もコストもかかってしまう。

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たかが虫歯と侮ってはいけない。一説によると、虫歯が原因で死に至ることだってあると耳にするが…これって本当なのだろうか? 恵比寿西口デンタルクリニックの小島将太郎先生に聞いてみた。

「かつて抗生物質がなかった時代には、虫歯で穴が開いた根管から細菌が侵入し、死に至るケースがあったのは事実です。しかし環境の整った現在では、そういったリスクはまずありません。それよりも最近になって指摘されているのは、免疫力が低下した状態で、口腔内に存在する歯周病菌が肺や血管に侵入することで、心筋梗塞や肺炎を起こす危険性があることです」

小島先生によれば、唾液もしくは血液と一緒に体内に侵入した歯周病菌は、バイオフィルムと呼ばれる粘着性の高い細菌膜をつくり、これが重篤な疾病の原因になり得るのだという。

「歯周病菌は虫歯で開いた穴のほか、歯周ポケットという歯と歯茎の境目からも侵入するリスクがあります。そこから歯根や歯槽骨、筋肉、顎骨など様々な部位に侵入し、顎骨骨髄炎や顎骨骨膜炎といった顎炎を発症する可能性もありますから、日頃から口腔をケアすることは非常に重要です」

顎炎を患うと、歯茎が腫れて激痛を起こしたり、高熱を発したり、さらには炎症が顎骨周辺の組織に広がることで、やはり生死に関わる事態になり得ると小島先生は語る。

「そうしたリスクを避けるためには、クリニックでのケアはもちろん、日頃からのセルフケアが非常に重要です。人生のなかで歯科にかかる時間は微々たるものですから、自らの健康は自らで守るという意識を持つことが大切。歯周病や虫歯は生活習慣病と同じで、自身の生活のなかでケアすべきものと考えてください」

朝晩の歯磨きは、面倒でつい適当になりがちだけど、あらためて正しい磨き方を学んだ方がよさそうだ。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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