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世界のリーダーも感銘を受けたミスター・ポジティブの言葉とは?

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 書道家として活躍の場を世界に広げている武田双雲さん。
 そんな双雲さんは、初対面の人が驚くほどの「ポジティブ思考」の持ち主。どんな人とも分け隔てなく接し、一気に垣根を越えてくるのですぐに仲良くなってしまうそうです。

 双雲さんの新刊である『ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則』(主婦の友社/刊)は、頭をポジティブにするための秘訣や方法が書かれた一冊。ポジティブになれば人生をより楽しむことができますし、自分の枠に縛られることない自由な心を手に入れられることができるはずです。
 今回、新刊JPでは双雲さんにそのポジティブの源泉についてお話をうかがってきました。インタビュー後半をお伝えします。
(新刊JP編集部)

■笑っていれば明るい未来が訪れる、まずは笑おう

―この『ポジティブの教科書』では「ダカラコソデキルコト」以外にも、「聖なる○○」など魔法の言葉を発明されていますよね。こうした言葉をどのようにして考えているのですか?

「日々ブログやツイッター、フェイスブックなどで言葉を発信していたり、ラジオを通して話したり、書道教室の生徒さんたちと会話する中で、自分の言葉が相手の心の中に入っていかないなと思うときもあるんです。だから毎日言葉を少しずつ変えています。テンポを変えたり、言葉を短くしてみたり、(双雲さんの出身地の言葉である)熊本弁にすることもありますね。
そうやってパズルみたいに言葉を作っていくなかで、すごく反響が返ってくる時があるんですね。反応のありなしで受け入れられているかが分かるので、反応があったものを使っています。この本に書いたものだと、『聖なる○○』はすごく反応が良かったですよ」

―面白いですよね。どんなものでもありがたみを感じられるようになるって。

「そうですよね。『聖なるドライヤー』って聞くと、ありがたい風が吹いてきそうじゃないですか(笑)感謝することの大切さはみんな分かっているけれど、何でも感謝しろというと難しいですよね。そこで角度を変えてやってみては? と投げかけてみると、反応があるんです。僕の場合、伝えたいんじゃなくて、やってほしいんです。僕の投げたボールが受け取られるだけでなく、懐に入って、行動が変わり、その人の習慣になる。習慣になったら最強じゃないですか」

―双雲さんに「やってみなよ」と言われたら、それをやってみたくなります。初対面の人でも一気に垣根を越えてくる。どんな自分でも受け入れてくれる安心感がある気がしますね。

「それ、よく言われます。だから僕、人見知りをしたいんですよ(笑)」

―人見知りを克服したいではなく、人見知りをしたい(笑)

「そうそう。憧れが人見知り(笑)目の前にどんな人が来ても、多分僕は何も変わらないと思います。相手によって自分を変えるということができないから。それは生まれつきなのか、環境のせいなのかは分からないけれど、そうなんです。あ、でも人見知りのフリはたまにしますよ(笑)」

―人見知りのフリですか!? どうしてですか?

「それは人見知りがかっこいいから(笑)秘密主義とか、シャイな性格とか、本当に憧れます。影があるってかっこいいじゃないですか。僕はこういう性格だから全部言いたいことを言ってしまうんで」

―一線で活躍されている方と対談する機会も多いかと思いますが、双雲さんにしかできない対談になりそうですね。

「よく対談された方から、『こんなこと初めて話しました』と言われることが多いです。自分はそんなに引き出しているつもりはないんですけどね。僕はあまり人を嫌いになることがないんですよ。どんなにネガティブな話をされても、僕はポジティブにとらえてしまうので、安心してお話しして下さるのかもしれませんね」

―これは会ってお話をしてみたり、双雲さんの本を読んだりしないと分からないかもしれませんが、本当に安心して話せるんですよね。

「僕は、両親から他の誰かと比較されたことがないんです。だから、評価する軸が“比較”ではないのかもしれませんね。弱さを見せられても、攻撃的な部分を見せられても、それらを受け入れる土台があるし、今がどうであれ『ダカラコソデキルコト』で未来をポジティブにできるところはあると思います」

―双雲さんが思う、一線で活躍できる方々に共通している部分はなんだと思いますか?

「ビジョンが大きくて、エネルギーに満ち溢れているところですね。わくわくする素敵な夢を持っている方が多くて、その夢に心服していて、惹きつけるような考え方ができる方は活躍しています。
僕がこうしていろいろな方に応援していただけているのも、僕の書を誰かがプレゼンしてくれていて、武田双雲という人間を宣伝してくださっているからですよね。だから、担がれる人は魅力的だし、思わず応援したくなる人が多いように思います」

―なるほど。いつでもわくわくしている人は何か大きなことをしてくれる期待感がありますし、応援したくなると思います。みんながわくわくしている状態ってすごく良いと思うのですが、わくわくすることを見つけるためにできることは何かありますか?

「これは、わくわくすることを見つけるのではなく、わくわくした感じになる、わくわくしている表情を作ることで、できるんですよ。
先日、何千人も集まった講演会でみんなにやってもらったのですが、まず猫背になって顔を下に向けて暗い表情をしながら『どうしよう…』と言うと、その場全体が暗くなるんです。そう思っていなくても暗くなってしまう。逆に、みんなで顔を上げて明るく『どうしましょう!』と言ったら、その場がめちゃくちゃ盛り上がりまして、その会場は海沿いにあったのですが『今からみんなで海に行きますか!』みたいな声があがって(笑)希望が見えてくるんですよ。
結局、態度によって変わるんですね。わくわくを演じていると、頭が勝手にわくわくで埋め尽くされる。『俺はダメな人間だな!』という言葉も、笑顔で言えば心が前向きになるんです」

―そういう人は周囲もどんどん巻き込んでいきますよね。

「そうなんですよね。輪が広がっていくし、楽しいことばかりが起こります。それは、楽しさを見つけ出そうとするからで、暗い表情の時に見えなかったものも見えるようになるんですよね」

―では、最後にインタビューの読者の皆さま、武田双雲ファンの皆さまにメッセージをお願いできればと思います。

「今まで語ってきたことが全部メッセージなんだけど、(壁に飾ってある言葉を指して)あそこに書いてある『笑う門には福来たる』って実はとても深い言葉で、あれは福が来た人が笑うのではなくて、先に笑っていて、そこに福が来るという意味なんですよ。
なんかいいことないかな、幸せになりたいなと思うのではなくて、逆転して、幸せな自分を先に演じることで幸せになっていくものだと思います。例えば、お金持ちになるためにどうすればいいかを考えるのではなく、先にお金持ちのように振る舞う。お金に対する価値観は誰もが違うわけで、100円持っていても『大金だ!』と思えれば、その人はお金持ちになれるんですよ」

―それはとても重要なことだと思います。

「年収300万円が多いか少ないかというのも、決める軸を自分にすればいいんです。300万円もあるんだ!と思えれば、お金に対してポジティブになれますよね。逆に他の人たちと比較してしまうと、ネガティブになってしまいがちです。年収が少ないから、他の人たちよりも自分は劣っている…なんて思うとネガティブのサイクルですよね」

―何でも数字で比較してしまうこの世の中において、双雲さんの言葉はたくさんの人に響くと思います。活躍の場を世界に広げていらっしゃいますが、世界中の人に伝わるのではないかな、と。

「伝わりますね。昨年、日・ASEANの友好協力事業でASEANのトップとお会いする機会があったのですが、僕の話に感銘を受けていたようでした。『感謝』についての話に『ビジョンが入れ替わった』とおっしゃってくれて。
こんな未来を創りたいと思い描いても、その未来を作っているのは『今』です。その『今』を明るくすることが大事だと思いますね」

―今の積み重ねですからね。

「そうなんですよ。僕らには『今』しかないですから。今を楽しむことが、希望に溢れた未来を創っていきます。だから、『笑う門には福来たる』で今を笑って生きて、人生を楽しんでほしいですね」

(了)



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