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上司に嫌な顔をされずに有給をとるセリフ

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上司に嫌な顔をされずに有給をとるセリフ
 不満があるのに相手との関係がギクシャクするのが嫌で口に出せなかった。
 欲しいものがあったのに、遠慮してしまって素直に「ください」と言えなかった。

 内気な人や優しい人ほど、相手との関係を考えるとなかなか自分の意見を言えないものです。確かに、あまりズケズケとモノを言ってしまうと周囲に対してカドが立つこともあるのでしょうが、そこは賢く、言いまわしを工夫して伝えるようにすれば、カドを立てずに自分の意見を言うことができるようになります。
 『カドを立てずに言いたいことを言う方法』(平原由美/著、サンマーク出版/刊)は、日常にひそむケースごとに、そんな言い回しを教えてくれます。
 たとえば、言いたいけど言いにくい、こんな経験はありませんか?

■有休をまとめて使いたい
 本来、有給休暇は働く者としての当然の権利です。しかし、日本ではなかなかこれを使いにくい雰囲気の職場もあるようで「溜まった有給をまとめて消化します」と直球で言おうものなら上司から嫌な顔をされたり、信頼関係にヒビが入ってしまうことも。
 面倒ではありますが、カドを立てずに有給をとるには、上司の気持ちを汲んで、なおかつ不在にしている間の対処も考えた言い回しをする必要があります。
 「ちょうど先日大きな案件が一段落しまして、私の仕事としては、これから数か月間が一番ゆとりのある時期です。また忙しくなる前に、ここで休暇をまとめてとりたいのです」
 「留守中の仕事は、○○さんが対応してくれます。今が一番安心して席を外せるタイミングです。少し長めの休暇になりますが、休み中も連絡はとれるようにしておきます」

 こんな風に言えば、上司もあなたが長期間不在にすることの不安は薄れ、休暇に送り出しやすくなるはずです。もちろん、口だけでなく、休暇中の仕事の対応は同僚に頼んでおきましょう。

■隣の席の人の香水がきつくて仕事に集中できない!
 匂いというものは結構気になるもので、たとえば近くの席で仕事をしている同僚が強い香水をつけていたりすると、それだけで物事に集中できないことがあります。しかし、本人は気に入ってつけている香水を「臭いからやめて!」と言ってしまってはカドが立ってしまうかも。
 そんな時は、相手の立場から見て、強い匂いをさせていることで起こりえる不都合を挙げてみるのがポイントです。
 「○○さん、私は香水の匂いが苦手で、正直なところ、最近○○さんの隣ではとても集中できないのです。このままでは、仕事に支障がでるので、課長に事情を説明せざるを得ないと思います。そうなる前に、○○さんに相談です。少し香水の量を加減していただけないですか?」
 こんな言い回しをすれば、匂いに迷惑していることを伝えつつ「上司に注意される」という相手のリスクもほのめかすことができます。
 これは上司に限らず、相手が恐れていることに合わせて応用できる言い回しです。

 著者の平原さんは交渉コンサルタントとして、交渉力アップのための研修を手掛ける「交渉のプロ」。それだけに、本書には私たちがよく遭遇する「言いたいけど言いにくい場面」を、カドを立てずに切り抜ける言い回しが数多く紹介されています。
 誰でも不必要にカドを立てるようなことはしたくないはずですが、かといって言わずに我慢してもストレスを溜めるだけ。
 しかし、「円滑な人間関係」と「ストレスを溜めないこと」は相反することではありません。ちょっとした気づかいと言い回しで、それらを両立させることができるのです。
(新刊JP編集部)



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