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「mixiアプリも検討中」iPhoneで生配信ができる『TwitCasting』開発者に話を聞いてきた!

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本日は生放送しながらの取材だった

『iPhone』から手軽に生配信放送ができるアプリ『TwitCasting Live(以下、TwitCasting)』が先月公開された。その名の通り『Twitter』と連携して生配信をするというアプリだ。フォローされているユーザーに配信の告知ができ、さらにツイートでコメントも行うことができる。ガジェット通信でちょっとしたブームになっていたので早速サイドフィード社を訪れ『TwitCasting』について聞いて来たぞ。 今回話をしてくれたのはサイドフィード代表の赤松氏だ。

取材に答えてくれた赤松氏

・ユーザーありきで始めた
記者 『Twitter』に絞ったのは何故なんでしょうか?
赤松 『Twitter』の様にユーザーありきで始めないと新規サービスはなかなか難しいですね。『mixiアプリ』とかも検討したんですよ。『mixi』ユーザーだと『iPhone』ユーザーと親和性があまりないということもあり、『Facebook』だと海外狙いになってしまう。そんなことから『Twitter』にしました。
記者 PC版はリリースしないんですか?
赤松 PCの方は『Ustream』に任せたいですね。固定カメラ高画質は『Ustream』で、『TwitCasting』はどこでも手軽に配信という風に。「パソコンがあったら『Ustream』で良いんじゃない?」って。

・孫正義、衝撃の発表
記者 丁度『TwitCasting』リリースの前日にソフトバンクの孫正義さんが『Ustream』についての発表されましたが、全くの偶然なんですか?(ソフトバンクが1月29日付けで『Ustream』を運営する米Ustream社に2000万ドルの出資を発表)
赤松 そう、全くの偶然で『TwitCasting』自体が1月1日、元旦の午前1時という時間に開発を始めたんです。
記者 となると1ヵ月くらいの開発期間なんですね。
赤松 1月27日に『iPad』が出るという話を聞いて、『iPad』が出るまでにアプリの申請をしようとなったんです。1週間くらいで申請が通るんで2月3日にリリースしようと決めていたんですよ。で、孫さんの発表があった翌日に承認が降りたんでリリースとなりました。本当に偶然なんです。
記者 「発表されたのは良いけど競業じゃないのか?」みたいなのはないですか?
赤松 そうですね、上手に棲み分け出来たらいいんですけど。
記者 競合サービスとの差別化ってどのようにしていきますか?
赤松 先ほども述べたようにもう少し手軽さを出したくて、日常に溶け込むようなのが良いですね。『Ustream』だとどうしても準備しないといけない。
記者 『Twitter』に「今からやるよー」みたいにツイートする感じで。
赤松 そうそう、飲み会の様子とかまだ来てない人に向けて見せたりとか。
記者 『Twitter』に写真をアップする感じで動画を配信すると。
赤松 まさにその通りです。セグメント的に使ってくれると良いですね。

・『TwitCasting』の可能性
記者 『TwitCasting』を使った可能性的なものはありますか? 「こういった事が起きるんじゃないか? こんな文化になるんじゃないのか?」など。
赤松 世界中で使われるようになると変わってくるんじゃないでしょうかね。誰かが使うとフォロワーさんが見に来るんで。場所とかいろんな軸を入れていこうと思ってます。
記者 『TwitCasting』の現状の改善点はありますか?
赤松 配信側はモチベーションが必要ですし、観る側は期待値が必要です。その両方が合致してなければいけないです。その辺チューニングしなければいけないなあと。配信してるのにフィードバックがないとか。
記者 「閲覧者1人って自分じゃないの?」みたいな(笑)。
赤松 そうですそうです。それもありますし不特定多数の人が見に来てもビックリしてしまう。安心感を与えながらライブが楽しめたらと思ってます。

・ライブに拘ったサービスが得意?
記者 インターネット経由でラジコンを操作する『ジョーカーレーサー』もそうですが、こういったライブに拘ったサービスが得意なんですか? 今後もこのようなライブ系サービスをリリースしていくとか。
赤松 出来ればライブ関連のものにしていきたいですね。私の中ではライブはコミュニケーションの1つでしか無いんですよ。モバイル、ソーシャル、リアルタイムというキーワードがあってそれをうまくミックスしていきたいなあと。

・「モイ!」の意味は?
記者 『TwitCasting』を開始するときに「モイ!」って出ますよね。これってどういう意味なんですか? ガジェ通の発行人(深水英一郎)が気に入ってるみたいで。
赤松 以前フィンランドに居たときにフィンランド語学校に通っていたんです。そこで最初に覚えた言葉が「モイ」だったんですよ。「おはよう」とか「こんにちわ」っていう意味でファーストフードに入っても「モイ!」って言うんですよ。コミュニケーションの原点がフィンランドにあったので使わせてもらったんです。『Ustream』がポストすると「HEY」って言うじゃないですか。『Twitter』でHEYって出るのが不思議に思ってた時期があってそれが『Ustream』だと気づいたんです。で、対抗して「モイ!」にしたんです。
記者 「モイ」文化ですね。
赤松 実は問い合わせの中でも「モイをやめてほしい」と言うのがありまして(笑)。結構多いんですよ。
記者 是非続けて下さい。
赤松 ちなみに別れの際は「モイモイ」って言うんですよ。
記者 何かしらの挨拶で「モイ」って使うんですね。

・最新バージョンは? セキュリティ面の改善
記者 『TwitCasting』の最新バージョンは?
赤松 最新バージョン1.1がリリース予定(現時点でリリース済み)となってます。音質がかなり良くなってますよ。諸々のセキュリティなども修正されています。旧バージョンですと配信中に電話の着信があった場合コール画面がでちゃうんですよ。
記者 今このインタビューをやりながらそこで配信をしてるアプリが最新版ですね。
赤松 そうです。あれがリリース予定の最新版になります。
記者 バッテリーの減り具合ってどのくらい持つんですかね?
赤松 30分配信して10%から15%減るくらいかな。もっと減るかな。
記者 1、2時間は余裕で出来そうですね。
赤松 ちなみに3GSの場合ですね。3Gの場合はCPUを最大まで使ってます。フレームレートも3GSだと10フレーム出るんですけど、3Gだと5、6フレームが精一杯。
記者 あとこんな機能を追加する予定ってないですか?
赤松 今要望にあがっているのはビューワーですね。『Twitter』クライアントを『iPhone』で見ている人が多くてですね、『iPhone』でライブも観たいと。もちろん観れるんですけど音が出ないんですよ。ビューワーは出来てるんですけど、どういう風に入れようかなと。
記者 コメントが画面に流れると面白いですね。『ニコニコ動画』みたいに。
赤松 あ、それ良いですね! 画面に流れるかあ。
記者 140文字が画面に大量に流れる。邪魔ですね(笑)。
赤松 録画の動画だったらサムネールとかも出してるんで、もう少し良い見せ方が出来ると思いますよ。

・改めて凄いと感心
記者 改めて思うと凄いですよね。こんな小さな『iPhone』1つで生配信が全世界に出来ちゃう。今まで生配信って言ったらビデオカメラやウェブカメラを持ってノートパソコンも必要だった。それが片手で出来ちゃう。あとは3Gの帯域ですね。
赤松 動画って帯域食うので配信する側も大変ですね。
記者 これってソフトバンクに怒られたりしないですか?
赤松 どうなんでしょう。1000万パケット超えると制限を受けるって聞きましたけど。
記者 『TwitCasting』だとどのくらい出来るんですか?
赤松 15分のライブを20~25回くらいかな。
記者 結構あっという間ですね。ハマったらすぐ行っちゃいそう。そういう人はWiFi使えってことですね。うちの発行人、使いまくってるからやばいですね。次の月に32kしか出ないと思います(笑)。

・ほかのアプリの予定は?
記者 先ほど話していた『mixiアプリ』は予定あるんですか?
赤松 今月は『mixiアプリ』に取りかかる予定だったんです。
記者 そうなんですか。まだ『mixiアプリ』にライブアプリは無いですからね。革命起こりそう。

以上の様に『TwitCasting』について語って頂いた。この日はまだリリース前の最新版『TwitCasting』で配信を行いながらの取材となった。見てくれた人はいたかな? また今後は『mixiアプリ』やそのほかライブサービスにも取りかかるとのこと。事務所が引っ越し作業に入るのでそれが終わってからとのことらしい。今後のバージョンアップで更に使いやすくなる予定なので期待しちゃおう。

ジョーカーレーサー

ジョーカーレーサー

取材後に少しだけジョーカーレーサーの方も覗かせてもらったぞ。

TwitCasting Live
iPhoneアプリこちらからダウンロード
itms://itunes.apple.com/lv/app/twitcasting-live/id352756035?mt=8

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